大学受験における理想の睡眠時間を一挙公開

大学受験における理想の睡眠時間を一挙公開 コラム




「あ、また寝ちゃった・・・」

こんな経験、あなたにもありませんか?

大学受験に関しても、そうでなくとも、勉強時間を確保することはかなり大切になってきます。特に大学受験は、高校や予備校の授業もあり、人によっては部活もある中で、しっかりと自学自習をする時間をとらないと合格を勝ち取ることは出来ません。

 

時間は有限といいますが、本当にそうで、どれだけ時間が確保できるかは重要なポイントになってきます。ですが、そこで最初に思い浮かぶことは、睡眠時間を減らすことです。

 

他の受験生は睡眠についてどのように考えているのでしょうか。また、合格する人と不合格になる人で睡眠時間のとり方に何か違いはあるのでしょうか?

 

今回の記事はそんな受験生に必見の睡眠の話です。

 

睡眠時間は大学受験の合否を左右する

一応、確認しておきますが、大学受験と睡眠時間はかなり深く関係しています。睡眠には、脳の疲れをとる効果があるので、睡眠が適切にとれていれば、脳もベストな状態で動く事ができます。

 

勉強時間を確保するというのは、大学受験合格のための必須条件です。睡眠をしっかりとることは重要ですが、とりすぎもよくないです。大人で1日約7.5時間、高校生では約8時間の睡眠が必要だといわれていて、人生の3分の1は睡眠に費やすという計算になります。

 

ですが、受験生だけではなく、日本に住む人の多くがこれに満たない生活を送っています。つまり、睡眠不足な状況での生活を送る人が多いわけですが、睡眠時間が5時間以下の状態が続いてしまうと、以下のような状態になってしまうと言われています。

 

 

・健康面

免疫力低下
筋肉疲労による頭痛、肩こり、腰痛の勃発
吐き気やめまいが起きる
便秘
生理不順
アレルギー疾患を起こす
食欲増進

 

・美容面

太りやすくなる
吹き出物、しみ、しわなどの肌トラブル
体のゆがみ
老化促進

 

・日常生活面

身体能力・生産性の低下
ネガティヴ思考になる
自身喪失

引用元:FIG-MAG

 

このように、睡眠不足がもたらす弊害はかなりたくさんあり、どれも受験生にとってはかなりダメージになるものばかりです。

 

受験生の平均睡眠時間

「他の受験生ってどれぐらい寝てるんだろう・・・」と思うことはありませんか?また、あまり寝ない方が上手くいってる!なんてことを聞いたことがある人も多いかと思います。結局どれが正しいのかを調べてみました。

 

大学受験生の平均睡眠時間

 

受験生(高学歴・早慶・医学部)の睡眠時間はこれで全て!より筆者が作成

*難関大学合格者のデータを使用しています

 

このように、1番多いのは5〜6時間の睡眠となり、高校生では8時間の睡眠が必要と言われている中で、少ない結果となりました。私自身も大学受験を経験し、全国で名前の通った大学に進学しましたが、寝てばかりいられないというのも本音です。

 

ただ、このグラフからみると、だいたい5~6時間は寝ているという事実がわかるというのと、5時間以下の睡眠を続けると上記のように、たくさんの弊害が生じることから、これぐらいの睡眠時間が削れる限界と言ってもいいのではないでしょうか?

 

受験生の理想の睡眠時間

「結局、どれぐらい寝ていいの!?」

という問題の結論を考えていきましょう。だいたい多くの受験生は5~6時間ぐらいだし、それぐらいかな?と思われそうですが、もう少し詳しく調べて見ましょう。

 

厚生労働省によると(抜粋)、

日本の成人 28,000 人を対象にした横断研究において、6 時間以上 8 時間未満の範囲におよそ 6 割の者が該当するが、その一方で、6 時間未満の者が男性 12.9%、女性 14.4%、8 時間以上の者が男性 28.1%、女性 23.5%となっており、全体としては 7 時間前後をピークにした広い分布となっていることが示されている。

という調査結果が示されており、これによると、だいたい7時間前後を睡眠時間のピークとしていることがわかる。そして、5時間以下の睡眠が持続するとよくないことが起きるということはもうご理解頂けたはず。(ただ、このデータは受験生のみに絞ったデータではないです。)

 

つまり、5時間はまず最低限確保し、Maxで7時間前後ぐらい取れば睡眠時間としては問題なくとれているということが浮かび上がってきます。そして、難関大学合格者の43.5%が5~6時間の睡眠時間 を確保しているということを考えると、これぐらいの時間がベストではないかと思われます。

 

結局、5~6時間ぐらい寝ておけば問題なく脳の情報も整理され、勉強もはかどる。こう考えてみてもいいのではないかという結論になりました。私自身も思い返せばだいたいこれぐらいの時間はいつも寝ていたので、これぐらいの時間さえ確保しておけば問題ないでしょう。

睡眠と記憶の関係

あなたが眠っているとき、実は二つの睡眠方法が交互に行われています。それが、レム睡眠ノンレム睡眠です。

 

レム睡眠とは身体を休んでいるけれども脳は働いている浅い眠りで、ノンレム睡眠とは脳は休んでいるけれども身体は完全には力を抜いていない深い眠りのことです。

 

そして、浅い眠りであるレム睡眠のときに記憶の整理をしているといわれています。起きている間に得た情報を整理し、長期記憶として定着させるのがレム睡眠です。朝記憶したものを夕方に覚えているかテストした結果と、夜記憶してから眠り、朝テストした結果では眠ってからテストした方が正解率が高かったことがわかっています。

睡眠をとったほうが暗記の試験の点数が高い

記憶するためにはしっかりと睡眠をとって情報を整理する時間をつくる必要があるといえます。

受験生は朝型、夜型のどっちがいい?

 

受験生は、朝早起きして勉強をスタートする人もいれば、夜中まで勉強し、比較的朝は遅い時間に起きる。という2パターンに分かれてきているようです。

 

学校や予備校は、朝から始まるので、朝型が得するのでは?という意見もあれば、朝は眠たくて集中できないし、夜のほうが勉強が捗る。という方もいると思います。

 

ですが、まず大事なことは、自分が朝型なのか、夜型なのかを知るということです。そして、もちろん調べ方もあります。

 

朝型の場合

朝型の場合は、就寝3時間前の体温を1時間ごとに3回に分けて測っていきます。

それで、徐々に体温が下がっているなら朝型ということが知られています。1回目に測った体温が36.6度、2回目に測った体温は36.4度、3回目に測った体温は36.3度。と言う感じで、このように下がっているとあなたは朝型ということです。

 

夜型の場合

夜型の場合も、同じように就寝3時間前の体温を1時間ごとに3回に分けて測っていきます。

それで、体温に特に変化がなければ、夜型ということになります。

 

 

一度これをやるだけで、自分が朝型なのか夜型なのかがわかってきます。おそらく今までの受験生活からして、夜のほうが勉強がはかどる。朝のほうがいい。などは感覚的にわかっているかもしれませんが、このようにすると調べる事が可能です。

 

起きるのが辛い朝に起きて、朝型がいいからと信じて勉強をしても、夕方になると早起きしたため睡魔に襲われてしまい、夜型の本領発揮のできる時間に寝てしまう。もしかすると、次の日は早起きできないかもしれないですし。

自分が朝型だと知らない人も、夜眠たいのに必死で目をこすったり、顔を洗ったりしながら勉強を無理に続けた結果、結局朝起きれずに本領発揮のできる朝の時間を無駄にしてしまう。ということになりかねません。

きちんと自分が朝に強いのか、夜に強いのかは見極めましょう。

 

眠れないときにおすすめ、睡眠の質を上げる方法

ですが、いくら理想の睡眠時間がわかったり、自分が夜型か朝型かがわかったとしても、やはり忙しい受験生ですから、どうしても規則通りに睡眠がとれないことも出てくるかと思います。

 

限られた時間しかない中で睡眠を取るしかなかったり、不意に睡魔が来る時ももちろんあるかと思います。そういう時はどのようにすればいいのか。紹介していくとかなりの量になってしまうのですが、今回は受験生がすぐつかえそうな内容だけを少しだけピックアップしておきます。

 

眠れない、時間がないし早く寝ないといけないのに。という方はかなり効果があると思います。

身体を動かす

要するに、動こうということです。眠れない時は、ずっと目をつぶってしまいがちですが、それだと寝るまでに時間がかかってしまいます。眠れないのは、脳が起きているからであって、まずは落ち着かせることが先決になってきます。

 

落ち着かせるために、目をつぶってリラックスする人がほとんどですが、実は、逆に身体を動かすことが結構効果があります。

 

身体を動かすことで、エネルギーが消費されます。すると、脳に蓄積していたエネルギーなどが身体で使われるため、逆に頭がリラックスできる状態になるのです。(細かく書くとかなり専門的な話になるので、簡潔に記載しています)

 

そうすると、眠りにつくのが早くなり、効率的かつ、エネルギーが消費された後なのでぐっすりと眠ることができます。

 

カフェインを控える

これは、寝る前というよりかは、日頃から行う方法になってきます。カフェインとは、コーヒーなどに含まれる成分のことです。

 

カフェインは、目覚まし効果があるので、勉強中に摂取する受験生も多く、その効果は約30分ほどで表れます。ですが、このカフェインの効果はだいたい12時間前後ぐらい続くと言われています。

 

すると、目覚ましのために飲んだカフェインが、寝る時に邪魔になってしまう。ということになりかねません。スムーズに睡眠に入るためにカフェインを控えることも大切になります。

 

寝る前のスマホ、パソコンをやめる

スマホやパソコンの画面は、見ることで脳が活性化することにつながるといわれています。寝る前の30分にスマホやパソコンの画面を見ている時と、そうでない時には睡眠の質は大きく変わってくるそうです。

 

しかも、暗い所で明るい画面を見ると、脳は余計に活性化するので、さらに眠れなくなったり、眠れたとしても、寝起きでいつもよりだるい感じがしたりすることに繋がります。

 

勉強が終わったら、スマホやパソコンの画面を見ることは控えて、すぐに寝る。もしくは、どうしても見たい場合は寝る30分以上前にチェックしておくことをオススメします。

 

 

簡単に3つだけ紹介しておきましたが、この3つを覚えておくだけでも、睡眠の質をあげたり、寝付きがよくなったりすることにかなり効果があるので、是非実践してみてください。

 

 

受験生は昼寝はしてもいい?

結論から言うと、「我慢するぐらいなら寝ろ!」というのが正解です。

 

ご飯食べたあとに勉強したりすると、どうしても眠くなりがちです。そういう時に、真面目な子は我慢して勉強を進めようとしますが、それだとなかなか進みません。それよりも大切なことは、時間を決めて寝てしまうことなのです。

 

時間としては、15~30分が適切だと言われています。これ以下の時間だと、寝た気になることができないので、またすぐに眠くなってしまいますし、これ以上寝てしまうと、だらけてしまったり、さらに寝たくなってしまって、勉強が進まなくなってしまいます。

 

昼寝なんてして大丈夫かな。と焦る気持ちもありますが、意外と寝てしまったほうが効率がかなり上がるので、かなりオススメです。

 

 

まとめ:自分にあった睡眠スタイルを身につけることが大学受験合格に繋がります

いかがでしたでしょうか?受験生にとっての理想の睡眠時間については以上になります。

もちろん、個人差はありますし、今の睡眠スタイルでかなり上手く行っている場合はそのままでもかまわないと思います。しっかりと、自分にあった睡眠時間を確保していくことが、大学受験で勝ち抜くことにつながっていきます。

 

あくまでも、参考程度に、でも1つの指標として使ってもらえればと思います。