模試の活用法や復習法、おすすめの模試を一挙公開

模試の活用法や復習法、おすすめの模試を一挙公開 勉強法




受験生が受験勉強を進めて行く上で、自分の立ち位置を客観的に測ったり、日々の学習の成果を確かめたりするために必須と言える模試。

そんな模試ですが、種類があまりにも多すぎて、どの模試を受ければいいのか悩んでいる受験生も多いと思います。

そこで今回は模試の種類や、どの模試がおすすめなのかを紹介します!

 

また、模試をなんとなく受けてしまっている人もいると思います。それではなかなか成績は伸びていきません。

どのようなポイントに注意して受けるといいのか、復習はどうしたらいいのかについても解説します。

大学受験の模試はどんな模試があるの?

すでにご存知の方も多いでしょうが、国公立大学の入試は、全員が共通して受けるマーク式の「センター試験」と各大学が個別に問題を作成する記述型の「2次試験」が併用されます。

当然2種類の入試があるので、模試にもマーク式と記述式の2種類があります。

さらに、記述式模試は一般的な入試を想定したものと、特定の大学の2次試験を想定した大学別模試の2種類に分かれます。

マーク模試

大学受験のマーク模試とは

マーク式の模試は、大学受験をする上でもっとも重要な試験であると言っても過言ではない「センター試験」の出題形式に合わせて作られる試験です。

センター試験の大きな特徴の一つして、マークシートを塗りつぶす形式であることがあげられます。

「マーク式だから」といって軽視してしまう受験生もいますが、マーク式模試も必ず受けておくべきです。

というのも、マーク式の模試を受けていないと、マーク式試験特有の
・1問ずらして解答してしまった
・マークし忘れてしまった
などというケアレスミスを本番で起こしてしまいやすいからです。

入試本番の緊張した状態でミスしないためには入念な準備が必要ですが、その準備となるのがこのマーク式模試なのです。

また、センター試験は高校基礎〜標準レベルの問題が出題され、難関大学を目指す受験生は少なくとも8割以上の正答率が求められます。

しかし、センター試験は問題数が多く、対策をきちんとしなければ時間内に解ききることはできません。

時間配分や問題を解く順番を実戦の中で体得するためにも、マーク式模試も複数回受けるようにしましょう。

一般的な記述模試

国公立大学の合否は、センター試験と2次試験の合計点数で決まります。

2次試験は各大学が独自に作成する入試問題で、難関校になればなるほど試験問題のレベルは上がる傾向にあります。

そんな2次試験ですが、センター試験とは違い、記述式で出題される場合がほとんどです。

(記述式とは数学で解答を導いた過程や英語の英訳・日本語訳、現代文や古典の論述問題などのことを指します。)

記述式試験のポイントとしては、正しい答えを導き出す力はもちろん、解答の中で伝えたいことを誤解なく伝える力や、出題者の意図を汲み取る力が試されます。

普段から問題集などを使って勉強していると思いますが、客観的な目で自分の解答を見てもらう機会にもなるので、記述式模試も積極的に受けるようにしましょう。

なお、記述式模試はマーク式模試に比べて、出題レベルが高い傾向にあります。

大学別模試

大学別模試は、ある特定の大学の2次試験を模して作られる模試です。

東大や京大をはじめとする旧帝国大学レベルの国立大学や、早慶といった「難関大学」は試験問題が難しいだけでなく、とても個性的な出題をしてきます。

しかしやみくもに難しい訳ではなく、出題には傾向があり、問題形式や問題数、頻繁に出題される分野に慣れておく必要があります。

大手の予備校では「東大模試」「京大模試」「名大模試」といった大学別模試を開催しているので、志望校の大学別模試がある場合は是非受けてみてください。

ちなみに、各予備校で作成される大学別模試の問題は、本番よりも若干難しめに作られている場合が多いです。

大学受験の模試の特徴

模試の種類は、大きく分けてマーク式、記述式、大学別の3種類ですが、これらの模試を開催しているのは主に「河合塾」「駿台」「東進」「ベネッセ(進研ゼミ)」の4社です。

それぞれの開催者によって、特徴や難易度に差があります。

全統模試(河合塾)

河合塾が開催する模試は「全統模試」と呼ばれ、マーク式、記述式、大学別のすべての模試を開催しています。

いわばもっともスタンダードな模試といえ、他の模試に比べて母集団(模試の受験者数)が大きく年間約300万人が受験するため、自分の立ち位置が正確にわかります。

難易度は、本番の試験と同等〜やや難レベルの問題が出題されます。

【参考リンク】全統模試

駿台模試(駿台)

駿台が開催する模試はその名の通り「駿台模試」と呼ばれ、河合塾の全統模試と同様、マーク式、記述式、大学別のすべての模試を開催しています。

全統模試に比べて母集団は小さいですが、全統模試よりもハイレベルな受験生が多く受験する傾向にあります。

そのため全統模試よりも偏差値や判定は厳しめに出ることが多いですが、その分いい結果を得られるとかなり自信になると思います。

駿台模試の難易度はかなり高めなことで有名で、本番レベルよりもやや難〜難の問題が出題され、特に数学や物理、化学などの理系科目はその傾向が強いです。

【参考リンク】駿台模試

東進模試(東進)

東進が開催する東進模試は、概ねスタンダードな模試で、母集団の数は全統模試や駿台模試と比べるとかなり小さくなります。

東進模試には大きな特徴がひとつあります。

全統模試や駿台模試はすでに学習済みの範囲からのみの出題のため、まだ学校で学習をしていない分野から出題されることはありません。

しかし、東進模試では既習分野か否かが関係ないため、例えば受験学年の4月でも本番と同レベルの模試を受けることができます。

東進模試の難易度は、駿台模試ほどではないですが、本番と比べるとやや難しめに作られています。

【参考リンク】東進模試

進研模試(ベネッセ)

全統模試、駿台模試、東進模試の3つと比べると、かなり易しいのが特徴です。

母集団は大きいですが、高校で採用しているところも多いため、実際には大学受験しない人も進研模試を受けます。

そのため実際よりも高めに偏差値が出る傾向にあり、上述の3つの模試と併用するのがおすすめです。

【参考リンク】進研模試

模試を受ける頻度

模試を受けすぎるのもよくないですし、模試を受けなさすぎるのもよくありません。

【模試を受けすぎるデメリット】

・受験後に見つかった弱点や復習など、勉強する時間がなくなってしまう

・模試を受けるだけで満足してしまう可能性が高くなる

・必要以上に模試代金がかかってしまう

 

【模試を受けなさすぎるデメリット】

・自分に実力がついたかどうかや正確な立ち位置を確かめられない

・入試の雰囲気に慣れることができない

 

模試は丸1日かかりますし、模試を受けた日は勉強を進めることができません。

また意外に体力も使うので、模試を受けたくないと思うかもしれませんが、1〜2ヶ月に1回程度は受けましょう。

普段から積極的に模試を受けることで、「普段はできたけどテストになるとできない」といった状況を減らすことができますし、入試の緊張感を体感しておくことで、実力を最大限発揮することができます。

模試はただ受けただけでは意味がない

模試を受けただけではなかなか成長にはつながりません。模試を自分の成績アップにつなげていくためにはどのように模試を活用していくかを考えておく必要があります。

ではどのような活用方法があるのでしょうか?

具体的な活用方法は次の通りです。

・時間配分や解く順番の練習

・自分の苦手分野を見つける

・志望校合格の判定、ライバルとの実力差の確認

 

 

模試を活用する人としない人の差とは

模試を受けたときに、多くの受験生が陥りがちなことがあります。

それはただ模試を受けて、成績の結果しか見ていないことです。ただ模試を受けるだけだと本当に実力を伸ばすことができません。

大学受験の模試を有効に活用する人としない人の差

模試の成績が悪ければもっと勉強量を増やせばいいのか?と思われる方もいるかもしれませんが、これも違います。というのも、増やせる勉強量は限られていますし、やみくもに勉強時間を増やしても効率が伴っていないことが多いです。

では、どうすればよいのか?

それはあなたが今まで受けてきた模試を活用することです。先ほど書いたように、ほとんどの受験生が模試をうまく活用できていません。模試の活用で実力に差がつくのです。

私も最初はそうだったのですが、模試を活用できてませんでした。

模試を活用するようになってからは自分の実力を確実に伸ばすことができるようになり、志望校合格の判定をAにすることができたのです。模試を活用することが合格への近道なのです。

模試の活用方法を間違えてはいけない

模試の活用をするとき、その活用方法を間違えてはいけません。受験までの時間は限られています。地道にやるのも大事ですが、効率的に勉強を進めることもとても重要です。

特に模試の復習では効率的に進めることで勉強の進度に差がでてきます。模試の活用法をしっかりと理解し勉強することも受験勉強でだいじなことです。

模試を受けるときに意識すべきこと

大学受験の模試を受ける時に意識すべきこと

模試を受けるときに意識しておくべきポイントがいくつかあります。

ただ試験を受けるのではなく、このポイントを意識して受けるかどうかで模試を通じての成長度合いが変わるのでしっかりと意識するようにしてください。

時間配分を意識する

大学受験模試の時間配分のコツ

試験本番で時間配分を間違えてしまうと大問1つ丸々白紙で提出するといった悲惨な結果になってしまい不合格になってしまいます。

時間配分を普段から意識しないで、いきなり本番の時に時間配分がうまくいくことはないので日頃から時間配分を練習しておく必要があります。

この時間配分の練習に使えるのが模試です。模試は本番を想定して時間配分を失敗しないような工夫を試してみる絶好のチャンスです。

時計を確認しながら問題を解き進める、考えすぎで時間を使いすぎないようにあきらめるまでの時間を決めておくなど時間配分について意識しながら模試を受けるようにしましょう。

解く順番を工夫する

マーク式の試験であったり、大学別の試験では本番で受ける試験と似たような問題構成の問題が出題されます。

時間配分をうまくするためのコツでもあるのですが、解く順番を工夫して問題を解くと工夫しないで解いた場合より解ける問題数が多くなり点数が上がります。

これも試験本番でいきなり解く順番を試すのではなく、模試で試しておくほうが試験本番で成功しやすいです。

大学受験の模試の復習の仕方

模試の復習はどのように進めるのが効果的なの?とよく質問が私に来ます。ここでは、受験の実力をさらに伸ばすための方法を紹介します。

模試の復習の方法によって、今後の勉強の効率が大きく変わります。私自身が実践した方法でもあるので是非、ご活用していただければと思います。

間違った分野の問題を解き直す

模試で間違えた問題を復習する

模試を受けて自己採点が終わったら、まずは間違った問題を解いてみましょう。

模試で間違った問題はあなたの苦手分野である可能性がおおいにあります。実際に本番の試験でも解けないことが多いのです。

ここでポイントとなるのは、復習するタイミングです。とある研究結果によると人は20分後には42%、1時間後には56%、1日後には72%も忘れてしまうのです。復習のタイミングは早い方がいいのです。

一番いいタイミングは模試の自己採点が終わってから間違った問題を解いてみることです。自己採点とともに解き直し、間違った問題をしっかりと理解していきましょう。

間違った問題を記録するノートを作る

間違えた問題をまとめるノートをつくる

人の記憶は時間とともに無くなっていくことは先ほども説明をしました。模試で間違った問題を一度解き直しただけでは定着するとは限りません。

そこで役に立つのが間違いノートです。

模試の問題を解き直したら、1,2日後に間違いノートに解き直すとさらに定着し今後同じような問題で間違うことは無くなります。

ノートに記録するときはただ答えを書くのではなく、問題文から書いておくと後で見直すときにまた自分で解き直すことができます。

問題文を自分で書くのは面倒に思うかもしれませんが、より印象に残るのでオススメです。

解けた問題は復習しない

模試の復習をするときに、解けた問題をされる方もいます。解くこと自体は全然問題ありませんが、非常に効率が悪くなってしまいます。

模試で解けた問題は本番でも解けると思います。本番の受験までの時間を有効に活用するためには苦手分野を克服することが大事です。

解けた問題は時間をかけずに、解けなかった問題に力を入れていきましょう。

まとめ

今回の記事では大学受験の模試の種類の紹介、全統模試や駿台模試、東進模試、進研模試の難易度比較をしてきました。また、模試の復習方法を紹介してきました。

この記事を読んでくださった方全員におすすめなのが全統模試で、それに加えて旧帝国大学レベルが第一志望の受験生は駿台模試、学校の進捗を気にせずに本番レベルの模試を受けたい受験生は東進模試も是非受けてみてください!

また、模試を受けるときはしっかりその模試を活用しましょう。

受けるときは本番を意識して時間配分や解く順番に気をつけ、終わったら必ず復習するようにしましょう。