成功を夢見て宅浪したあげく受験生活を失敗する人の共通点

宅浪の失敗原因を解説 浪人生向け




「第一志望にどうしても行きたい」
「合格はしたけど、この大学では満足できない」

そう考えて、浪人することを決意することもあると思います。

しかし、大手予備校に入って浪人をすると、授業料や長期休みの講習などで、年間100万円以上のお金がかかると言われています。

そこで「宅浪(予備校に通わずに、自宅で浪人をすること)」を検討することもあると思うのですが、宅浪は実際にどうなのでしょうか?

宅浪でも合格ができるのか、やっぱり失敗してしまうのかを考えてみました。

宅浪をすることのメリット

予備校に通ってしまうと得られない、宅浪ならではのメリットが当然ながら存在します。

確認していきましょう。

お金がかからない

宅浪のメリット①「お金がかからない」

予備校に通うと、年間の授業料と講習料を合わせて100万円近くのお金が必要になってきてしまいます。

しかし、宅浪をするとなると家で自力で受験勉強に取り組むので、お金はかかりません。

つまり、家計に負担をあまりかけずに浪人することができるのです。

自分でスケジュールを組める

宅浪のメリット②『時間割に縛られない』

予備校に入ると、平日の午前中〜夕方まで約5コマほどの授業が「時間割」として組み込まれます。教え方の上手な先生の授業を取ることができればいいのですが、わかりにくい先生の授業を受けることになってしまうと時間を無駄にしてしまうことになります。

その点、予備校に通わずに宅浪をしていると時間割に縛られることもありませんし、1日の24時間すべてを自分の好きなように使うことができます。

そのため、自分の苦手科目を重点的に克服するような時間割を組むということもできるのです。

宅浪で合格できるの?

宅浪で合格することはできるのか

受験業界では、「宅浪は失敗する」というのが定説になっています。

宅浪で合格は絶対できないわけではありませんが、大手予備校に通っている浪人生や、学校や塾・予備校で万全の受験対策をしている現役生と戦っていくことを考えれば不利だと言わざるをえません。

宅浪で失敗する4つの理由

では、どうして宅浪は失敗すると言われているのでしょうか?

その理由を4つまとめてみたので順番にチェックしていきましょう。

ついサボってしまう

宅浪は、予備校のように勉強のスケジュールが決まっているわけではなく、いつ勉強するかを自分で決めることになります。

そのため、勉強量を自分の気分で変えてしまうということが起こります。一度サボってしまうと、そのままズルズルと自分を甘やかすことになってしまい、結局全然勉強出来ていないということにもなってしまうのです。

また、ついつい自分の好きな科目ばかりやってしまって苦手科目を一切克服しようとしないということも起こってしまいます。

孤独に勝てない

宅浪で失敗してしまう理由のひとつにあげられるのが、「孤独に勝てない」ことです。

どうしても自宅で勉強する時間が長くなってくるので、ひとりでいる時間が長くなります。

人と会話をする機会も現役時代に比べて圧倒的に少なくなってきます。ちょっとした悩みや不安を誰かと共有しないと、ある日突然爆発しそうになってしまうこともあります。

大学生になった友達の楽しんでいる姿をSNSで見かけると、羨ましくなったり引け目を感じてしまう可能性も高まってしまいます。

そうなると、大学生の友達とついつい連日で遊んでしまい勉強しなくなるということにもなりかねません。

また、周りに切磋琢磨出来る人がいないと目標を見失いやすくなってしまい、勉強のモチベーションが落ちてしまうということになりかねません。

孤独に勝てないことが宅浪で失敗してしまう原因のひとつ

受験までの期間がわからない

宅浪生は基本的に自宅で勉強をするので、朝から晩まで自宅にいることになります。

体感時間はすごく長く感じてしまうので受験までの時間がまだまだあると錯覚してしまいます。

ただその分、やるべきことも膨大にあります。

しかしその事実に気づけずに漠然と勉強していると、全然間に合わなくなってしまい受験までに十分に勉強ができない可能性があります。

受験までの期間がわからないことが宅浪で失敗してしまうことの原因のひとつ

人を頼ることができない

誰しも経験があるかも知れませんが、問題集の解答を見ても解法が理解できなかったり、どうしてその公式を使うのかがわからないことがあります。国語の論述や、英語の英訳問題などの書き方が関わってくる部分は人に見てもらう方が絶対に良いでしょう。

そんな時に、誰にも質問できないと学習が進まないこともあります。

予備校で浪人していると講師や友達に聞いて一瞬で解決できる内容でも、宅浪しているとなかなか解決できない場合もあり、学習が思ったように進まない可能性があります。

宅浪で失敗した体験談

宅浪に挑戦する浪人生は意外と多いようですが、成功例はかなり少ないです。

ここで失敗談を見てみましょう。

大手予備校に通うとかなり学費がかかるので、親御さんに申し訳なくなったり、金銭的な事情で予備校に通うことを諦めたくなるかもしれません。

しかし宅浪で受験に失敗し、浪人期間が長くなると後悔もしますし、それこそさらに親御さんに迷惑をかけることになり、元も子もありません。

 

宅浪で成功するための方法3選

宅浪で成功するための方法
しかし、家の都合などで宅浪せざるを得ない場合、どうすればいいのでしょうか?

宅浪で成功するために必要なことについてまとめてみたので、確認していきましょう。

スケジュールをきっちり管理する

宅浪で成功する上で、スケジュール管理はとても重要です。

「一日にこの量だけ勉強する」のような短期的な目標だけだと最終的な勉強量がわかりにくく、していない単元があるまま受験直前になってしまうことに繋がってしまいます。

「この時期までにはこの分野を終わらせる」のように、各科目で長期戦を見越したスケジュールの立て方をするようにしましょう。

大体1ヶ月を基準に計画を立てていって、1週間ごとに進んだ量を見ながら修正していくのがおすすめです。

 

受験計画の立て方については下の記事により詳しくまとめてあります。

そちらもぜひ読んでみましょう。

大学受験の勉強計画の立て方

2017.12.20

模試を定期的に受ける

本番のように問題を解く訓練をするために、模試は多めに受けましょう。

周りの受験生の存在を視覚的に感じることが出来ますし、模試の結果を受けて自分の立ち位置を理解することが出来ます。

そのため、模試が終わってからもライバル達の存在を意識して勉強を続けることができるのです。

また、間違えた問題を集中して見直すことで、漠然と参考書を見るより効率良く勉強できます。

友人と連絡を取る

人と繋がらないで生きると精神的にしんどくなってしまいます。

そのため、連絡の取れる友人と話すことは、気分転換も兼ねてした方がいいでしょう。

少し話してみるだけでも精神的に楽になります。

ただし、うっかり話し過ぎて勉強出来ないということも起こりかねないので注意が必要です。

・スケジュールをきっちり管理する
・模試を定期的に受ける
・友人と連絡を取る

まとめ

今回は宅浪で成功できるのか、やはり失敗してしまうのかについて考えてみました。

宅浪で自己管理をしたりモチベーションを維持するのは想像以上に難しいことであり、実際にたくさんの失敗例があるようです。

どうしても金銭的に厳しい場合でも、単科で授業を取るなどして自宅以外に勉強できる場所を作った方がいいですね!