理論化学で周りと差をつけよう!おすすめ勉強法とは?

理論化学で周りと差をつけよう!おすすめ勉強法とは? 勉強法




 

暗記する量が少ないものの、受験生が苦手な計算問題が多く、苦手とする人は多いのではないでしょうか?

 

この記事では、そんな理論化学の特徴やおすすめの勉強法など、理論化学に関する情報を余すところなく解説していきます。

 

理論化学はどんな科目?

そもそも理論化学とはどのような科目なのでしょうか?まずは、その大まかな特徴について解説していきます。

 

理論化学は計算も暗記も必要

理論化学の特徴1「暗記も計算も必要」

 

理論化学は、イメージ「知識を暗記して、決まった解法に従って解いていく計算問題」です。なので、計算も暗記も必要になってきます。

 

例えば、

みゆ
『標準状態で44.8Lの酸素は何molか?』
という問題が出てきたとします。

 

佐々木先生
A. 44.8(L)÷22.4(L/mol)=44.8(L)×1/22.4(mol/L)=2.0(mol)

 

答えは上のようになるのですが、この時「標準状態において1molあたりには22.4L含まれている」というのは、暗記している「知識」です。これを知っていないと、この問題を解くことはできません。

 

その「知識」を元にして、今回の問題では、何molなのかを計算して求めていました。

 

つまり、理論化学には暗記しないといけない「知識」とその上での「計算」の両方が必要であると言えますね。

各分野が深く関わりあっている

理論化学の特徴2「各分野が深く関わりあっている」

 

また、理論化学では各分野が深く関わり合っているのも特徴です。

 

例えば、「化学平衡」を理解するには、「熱化学」の知識であったり、「酸と塩基」で出てきた反応式を覚えていることが必要になりますし、「電池・電気分解」は「酸化還元」の応用であったりします。

 

つまり、どこかの分野の知識が欠けていると、他の分野にも影響してくるなんてことも起こってきます。

 

無機化学や有機化学の基礎になる

理論化学の特徴3「無機化学や有機化学の基礎になる」

 

理論化学が無機化学や有機化学の基礎となるというのもその特徴の1つです。

 

例えば、理論化学の中には「酸と塩基」や「酸化、還元」という分野があります。また、無機化学でも無機物質の性質について扱いますが、無機物質が酸として働いたり酸化還元反をする反応が沢山出てきます。

 

逆に言うと、理論化学での知識が無いと、この無機化学での内容は理解することが出来ません。

 

また、有機化学でも「アルデヒド基は高い還元性を持つ」などの理論化学に関連した内容が出てきます。

 

つまり、理論化学で学んだ内容が、無機化学や有機化学を理解する上で必要になってくるということですね。

 

覚えるべきところと覚えなくていいところをはっきりさせよう

 

すべて覚えて対処するのは効率が悪い

理論化学の勉強法の基本「覚えるところを明確にする」

 

先ほどの理論化学の特徴で、各分野が関連しているということがありました。

 

つまり、1つの知識を覚えることによって、それが他の分野でも使えるということです。ということは、各分野の全ての知識を入れていては効率が悪いですよね。

 

各分野にも精通している知識を最低限入れることで、最低限の量の暗記で済みます。なので、覚えるべきポイントをしっかりと抑えて、最低限の知識を暗記することがポイントです。

 

覚えるべきポイント

 

では、覚えるべきポイントとはどこなのでしょうか?

 

まず、主要な元素の名前やその原子番号、質量数などの元素の基礎知識は覚えていないと話になりません。

 

また、そもそものmolという単位や状態方程式なども知っていないと計算問題は解けません。

 

覚えるべきポイント

・主要な元素の名前や元素番号、質量数などの最低限の知識

・molなどの単位の名前や酸や塩基などの定義

・状態方程式をはじめとする基本的な「法則」

 

覚えないでいいポイント

 

例えば、

みゆ
『マグネシウムイオンとナトリウムイオンで原子半径が大きいのはどちらか?』
という問題が出されたとします。

 

この時には、

佐々木先生
共に電子配置が同じなので、陽子数が大きい、つまり「原子番号が大きい方が引力が強くなるので、結果として半径は小さくなる」という知識を使って、マグネシウムイオンだと判断します。

 

この時に、使った知識は「電子配置に関する基本的な知識」と「原子番号が大きいほど陽子数が大きい」という知識だけです。

 

このような基本的な知識は暗記する他ないのですが、今回の問題のような問題の為に、各元素・半径などを暗記するのはナンセンスです。

 

基本的な知識を組み合わせると解ける問題が多いので、覚えないで良いところを見極めることが大事です。

 

理論化学勉強法

いよいよ、理論化学の具体的な勉強法に入っていきます。

理論化学の勉強方法についてまとめた音声を撮ったのでまずはこちらの音声を聞いてください。

 

大きく分けて、「知識を入れる」⇒「計算問題に挑戦」⇒「問題演習」の3ステップで勉強していくことがおすすめなので、それぞれについて解説していきます。

まずは必要な知識を入れよう

理論化学の勉強法「まずは必要な知識を入れる」

 

まずは、計算問題を解いていく上でも必要になってくる知識を入れるようにしましょう。

 

具体的には、物質の分類、原子、イオン、結合、周期表などです。この知識が計算問題はもちろん、無機化学や有機化学でも使える基礎になってきます。

 

最初にしっかりと理解して、必要な知識を入れておくことが重要です。

次は計算問題に挑戦

理論化学の勉強法「知識を暗記したら計算問題に取り組む」

 

知識を入れた後は、計算問題に挑戦していきましょう。

 

物質量計算・濃度計算・化学反応式という3つの大きな単元を中心に、暗記した基礎知識を使って解いていきましょう。

 

molなどは初めて出てくるので少し戸惑うかも知れませんが、量をこなすことで次第に分かっていきます。

 

基礎が固まったら問題演習

理論化学の勉強法「基礎が固まれば演習問題をときまくる」

 

上の2つを終えたら、とにかく問題演習を積みましょう。

 

理論化学の問題では、暗記すべき量は少ないのでその知識をどのように使うかが重要になってきます。

 

なので、なるべく多くの問題に触れて、様々な知識の使い方や組み合わせを知っておくことで、試験本番でも対応できるような実力がついていきます。

 

化学のおすすめの問題集

 

ここまで理論化学の特徴や勉強方法などについて説明してきましたが、「どの問題集を使って勉強すれば良いの?」と思っている人多いかと思います。

 

そこで、化学のおすすめの問題集を以下の記事にまとめておいたので、合わせてご覧ください。

【劇的!】ライバルと差をつける化学のおすすめ参考書・問題集31選!

2018.01.18

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は理論化学の特徴やおすすめの勉強法などを紹介してきました。理論化学は、高校化学の中でも幹の部分にあたる大事な単元です。

 

必要最低限の知識を入れた上で、問題演習をこなして実力を付けていきましょう。