理系でも満点を狙える世界史の勉強法と参考書集

世界史の勉強法 勉強法




世界史って覚える範囲が多いですし、あまりなじみのないカタカナばかりで覚えにくいですよね。

 

私も暗記が苦手だったのですが、

勉強法をより効率的なものに変えていくことで、最終的には理系だけどセンター試験で満点を取ることができました。

 

その時に使っていた勉強法や、世界史を覚えていくにあたって、どのように覚えていったら効率がいいのかや

試験で間違わないようにするための工夫など、世界史の勉強に関してのことをまとめたので、

世界史を選択する人はぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

世界史という科目の特徴

じっくり高得点を狙う科目

世界史という科目は地理のようなグラフを読み解く問題や、政経の計算問題のような問題はなく、
純粋に暗記できているかどうかを問われる試験となります。

暗記の量は日本史と並び社会科目で最も多い部類で、覚えていないと得点できないため勉強に時間がかかります。

ただ、勉強すれば安定して高得点を取ることができるという特徴があるので、しっかり勉強して高得点を狙いたいという人におすすめの科目です。

年代が重要になる

日本史とは違い様々な国を習う事から、日本史のような狭く深くの勉強ではなく、広く浅くの勉強となります。
また、1つの国ではなく複数の国の歴史を見るので、同時代の他の国ではどのようなことがあったのかという目線が必要になります。
例えば、1600年ころ日本は江戸幕府ができたけど、そのころ中国では?フランスでは?というようなことです。

世界史は国の縦の歴史だけでなく、横の歴史にも注目していく必要があるのです。

通史と文化史がある

世界史は大きく分けて、通史と文化史に分かれます。

文化史は絵画や彫刻、建築物など文化にまつわる歴史です。

通史は戦争や政治、王朝の変遷など、多くの人が歴史と言ってイメージするようなものです。

 

通史のほうが覚える分量は多く、通史がメインの勉強となりますが、文化史も20%くらいの配点のところが多く文化史も対策しておく必要があります。

世界史の間違った勉強法

世界史の間違っている勉強法

問題集を解きながら覚えるのは効率が悪い

よく問題集を解きながら覚えるという勉強法を見たり、聞いたりすることがあるのですが、基本的に問題集を解きながら覚えるのは効率が良くないです。

これはインプットとアウトプットの順序を間違えているからです。記憶していないものを思い出すことはできないですよね?
インプットしていないものはアウトプットできないのです。

問題を解くというのは当然アウトプットなので問題を解きながら覚えるというのはやってることを考えると
「アウトプットまずしてそれからインプットする!」という勉強そのものです。

どう考えても順序が逆です。アウトプットしてる間にインプットしてるほうが断然早いです。

また、問題を解きながら覚えるとダメな理由のもう一つが歴史の流れを完全に無視した勉強になってしまうという事です。

間違えた問題の知識を入れるとなると、その問題の知識を1つ単独で頭に入れるという形になってしまいます。
歴史は流れがあり、時代背景があるので知識を点として覚える方法は結果的に非常に効率が悪くなってしまうのです。

1ページずつカンペキにするのも効率が悪い

世界史に限らず、暗記ものは基本的にあてはまるのですが、1ページずつ覚えていくというのは効率が良くないです。

というのも、最初のほうにカンペキになるまでやったとしても、100ページ目まで来た頃には1ページ目の内容をある程度忘れてしまいます。
慌てて1ページ目からやり直す…というようにしていてはいつまでたっても暗記が終わりませんね(笑)

また、1ページ目を覚えたつもりになっていても、それは直前に見たから覚えているだけの短期記憶に終わってしまうことが非常に多いです。
短期記憶なのか、ちゃんと長期記憶できているかを見極めることができればいいのですが、その見極めは非常に難しいものです。
「覚えたつもりなのに試験で思い出せない…」といった残念な事態になってしまっているのなら原因はこれです。

長期記憶で残せるような勉強方法を身に着けていきましょう。

世界史の暗記方法の基本

まずは流れをつかもう

世界史を勉強するときにいきなり細かい単語から覚えようとしてもなかなか覚えることが出来ません。それよりも、先にどのような流れなのかを確認しておき、後からその単語をしっかり覚えていくというようにしたほうが覚えやすく、最終的に効率も良くなります。

なので、世界史をこれから始める人は、どの国でどういう出来事があったかを軽く押さえておくところから始めていきましょう。

 

インプットとアウトプットを繰り返す

暗記はインプットとアウトプットを繰り返すことによって定着していきます。
このインプットとアウトプットのサイクルをどれだけ速くできるかが暗記の効率に関わってきます。

アウトプットは問題を解くという事だと思われがちなのですが、実はそうではありません。
「自分の頭で答えを導くこと、思い出すこと」がアウトプットです。
紙に書く必要はないので、なんでもいいからとにかく自力で思い出せばOKということです。

効率のいい暗記の勉強を目指すなら
「思い出して、紙に書かずにあっているかどうかその場で確認できる仕組み」が最強なわけです。

赤シートを活用しよう

みゆ
「思い出して、紙に書かずにあっているかどうかその場で確認できる仕組み」はどのようにしたらいいの?
佐々木先生
そこでおすすめしたいのが、赤シートを使った勉強法です。
赤シートを使う勉強の方法

①ノートや参考書で重要な語句、覚えたい語句を赤シートで隠せるようにしておきます。
②まずはインプットするため1~2周ノートや参考書を見ます。
③赤シートで隠しながら2周くらい見ます。隠れたワードを思い出しながらしていきましょう。
④次の1周は間違えた部分に印をつけていきます。
⑤印のついている間違えた部分のみで何周も赤シートで隠して答える勉強をしていきます。

始めは赤シートで隠しても全然答えられないと思いますが、思い出そうとすることで印象に残りやすくなるので答えられなくてもしっかり効果があります。
答えられなくても気にせず続けていきましょう。

赤シートを使う勉強法にはさまざまなメリットがあります。

赤シートを使うメリット

・初めにインプットを行うことができる
・歴史の流れに沿って覚えていくことが出来る
・紙に書く必要がないからどこでもできる
・問題を解く、答え合わせをするといったことがなく、インプットとアウトプットを速く繰り返せる
・インプットできていない知識をその場でインプットしなおすことができる
・問題集を買わないのでその分お金がかからない
・間違えたところに印を入れることで苦手なところだけを効率よく勉強できる

このようなメリットがあるのでぜひ赤シートを使った勉強法を取り入れるようにしましょう。

一度に覚える量にも気を配ろう

おすすめは参考書20~30ページくらいできりがいいところまでを1まとまりとしてそれを何周もするというように進めていくことです。
暗記するときは脳に少し負荷をかけるようにすると覚えられるようになります。
また、少し多めの量を一気に覚えてしまうほうが歴史の流れをつかみやすいですし、速く進むので効率が上がります。

これ以上長いと今度は1周するのに時間がかかりすぎてインプットとアウトプットの間隔が大きくなりすぎてしまいます。
間違った勉強法のところで書いた1ページごとの勉強だと、直前に見たから答えられるという短期記憶なのか、ちゃんと長期記憶で覚えられているのかが見分けられないという事でしたが、
この20~30ページの分量だと短期記憶では対処できないはずです。
なので長期記憶に残りやすく、結果的に復習の回数も減っていきます。

順番は頭文字で覚えよう

世界史は様々な国の人物や王朝名を覚えなければなりません。
その中には王様のように即位した順番が重要なものも多いです。

そのような歴史の流れを覚えるときは頭文字をつなげたものを覚えると順番で迷うことがなくなります。
センター試験など選択肢の問題だと明確に人物名を覚えていなくても頭文字だけ当てておけば正解できてしまうケースも多くあります。

順番に迷うことがあったり、文化史でどの作品が誰のものだったかがわかりにくい時は頭文字をつなげて覚えておくようにしましょう。

センター試験だけなら漢字を覚える必要なし

センター試験だけで世界史を用いるという人も多いでしょう。

その場合は人物名や出来事を漢字で書ける必要はありません。

読めて、それが何をした人なのかなどがわかれば十分なのです。

 

特に中国史ではかなり複雑な漢字も出てくるのですが、これらを覚えなくてよいとなると少し楽になりますね!

こまめに資料集で地図も確認しよう

世界史はセンター試験でも、二次試験でも、地図を見て答える問題が出題されます。

どの国でおこった出来事かを覚えていても、その国の場所を覚えていないと正しい答えを選ぶことが出来ません。

 

なので、それぞれの国の位置や大きさを資料集を用いて知っておくようにしましょう。

また、ローマ帝国やオスマン帝国など、時期によって領土が大きく異なる国もあります。そういった国は何世紀にどれくらいの領土だったのかまで覚えておく必要があります。

問題慣れのための問題演習をしよう

入試が近づいて、インプットが大体できたと思ったら問題慣れしておくためにも上の赤シートの勉強と並行して問題演習を行っていきましょう。
そこで間違えた問題は周辺知識もあやふやになっている可能性が非常に高いので、周辺知識も含めてインプットしなおすようにしていきましょう。

世界史独特の横の歴史の攻略法

覚えるべき年代は覚えよう

世界史の勉強法「年代も覚えよう」

世界史をやっていると出てくる疑問として、「年代も覚えないといけないの?」というものがあります。
当然、すべて覚えられたらそれに越したことはないのですが、そんなに勉強してられないというのが受験生の本音ですよね。

かといって全く覚えないで対応できるかというと、対応できない問題も多いので、
「覚えておくべき年代だけ覚えておき、あとは推測する」というのが一番いい勉強でしょう。

では覚えるべき年代の基準はどんなものがあるのでしょうか?
それは、次の2つです。

①いろいろな出来事が重なっている年
②重要な国ができた年、滅んだ年

①はいろいろな出来事が重なっているので、他の国がどの王朝の時だったのかといったことを把握しやすい年になります。
②重要な国がどの年代なのかがわかり、その国のかかわる出来事の年代をうっすら推測することが出来ます。

これらを覚えておくだけで年代が関わってくる問題を解きやすくなります。

自分が覚えやすい年代も覚えてしまおう

世界史には覚えやすい年代というのもあります。
例えば、自分の誕生日が11月28日なら1128年は覚えやすい年代ですよね。
そのほかにも、1234年とか、999年とか、数字として覚えやすいものもあります。

このような年代はほとんど負担にならないので出来事を覚えるときについでに覚えてしまうようにしましょう。
そうすれば年代を推測するためのヒントが増えることになり、問題も解きやすくなります。

記述問題・論述問題の勉強法

まずは漢字を書けるようになろう

記述問題では漢字で書けるワードは漢字で書くようにしましょう。
特に中国史では難しい漢字のものが出てきますが、何度も練習して書けるようになっておきましょう。

歴史の縦の流れ、横のつながりを意識しよう

世界史の論述問題は、イギリスの王朝の変遷といった歴史の縦の流れを聞かれることも、
フランス革命期の他のヨーロッパ諸国の動向といった横のつながりを聞かれることもあります。

なので、論述問題が出題される大学を受験する場合は特に歴史の流れやつながりを意識しておきましょう。

 

政治は基本的に「なんとなく」で起こった出来事はありません。なんとなく戦争したとか、なんとなく条約を結んだということはないのです。

そこには、社会情勢や思想など時代背景が必ずあります。

どうして戦争が起こったのか、どうして条約が結ばれたのかといったように「どうしてそうなったのか」を意識して勉強すると時代背景をとらえられるようになり、論述問題に対応しやすくなります。

一通り暗記した後は、「このころ他の国では何があったっけ?」という視点で再度見直していくと効果的な復習となります。

問題演習を積もう

論述問題はインプットが終わったら演習をどんどん積んでいきましょう。
そのなかで、自分の把握できていなかった歴史の流れや国の関係性を洗い出し、自分の知識としていきましょう。

普段書きなれていないとなかなか書けないので問題に慣れるという意味でも問題演習は重要になります。

世界史のおすすめの参考書

世界史の参考書、問題集についてはこちらの記事でレベル別に紹介しています。
自分にあった参考書、問題集を見つけて活用していきましょう。

世界史のおすすめ参考書・問題集をレベル別に22冊ご紹介!

2018.01.19
 

まとめ

いかがでしたか?
今まで間違った勉強をしていたという人もいると思いますが、
その人はぜひ一度自分の勉強法を見直して、今回紹介した勉強法を取り入れてみてほしいです。

今回の勉強を利用して世界史を得意分野にしていってください。