日本史の必勝勉強法

これを知らないと損!日本史の必勝勉強法 勉強法




日本史は暗記することが多く、思うように勉強が進まないという人も多いのではないかと思います。今回は、そんな日本史の特徴や勉強法などを紹介していきます。

 

日本史選択の人にはかなり参考になるかと思うので、是非ご覧になってください。

日本史の暗記方法・勉強法

日本史の基本的な暗記法、勉強法を紹介していくので自分の勉強に取り入れてみてください。

まずは大枠を「理解」する

日本史の暗記方法・勉強法「まずは大枠を『理解』する」

 

日本史は、もちろん貿易などで他の国が登場することはありますが、あくまでも日本を中心にした歴史のことです。

そのため、世界史のように様々な国を習わないので、国同士の横の歴史に注目することよりは、日本国内の縦の歴史(歴史の流れ)を理解することが大事です。

つまり、まずは個々の具体的な名称などを覚えていく前に、大枠としてこの『流れ』を理解しておく必要があるのです。

 

このような日本史の「大枠」を理解していないまま、細かな知識を暗記していないと、覚えてもすぐに忘れてしまいます。

例えば、「1918年に現在の富山県で米騒動が起こった。」という事項があった時に、この中で覚えるべきなのは「1918年」「富山の漁村女性たち」「米騒動」の3つです。

テストでメインで問われるのがこの部分なのですが、このように「理解」がない記憶だと、一見簡単に覚えられるように見えても、長期記憶にはなりません。

 

先ほどの事項で日本史において覚えるべきなのは、「第一次世界大戦資本主義の発展がもたらした米価の急激な上昇に反感を抱いた富山の漁村女性米騒動を起こした」という1文です。

このように単純な語句などの暗記ではなく、理解しながらの文章としての暗記をすることで圧倒的に忘れにくくなります。また、様々な問題に対応できるようにもなります。

先ほど紹介した例のように、ある事件や出来事の情報だけでなく、その裏の歴史的な背景もまとめて覚えることで日本史の得点アップに大きく繋がっていきます。

語呂合わせ

日本史の暗記方法・勉強法「語呂合わせ」

 

日本史の中でも特に、年号が覚えれないという人は多いのではないかと思います。

そういう場合には、語呂合わせを利用するようにしましょう。

代表的なもので言うと、「710(なんと)不思議な平城京」などです。このようにリズムに合わせて覚えると、単調な年号なども記憶に定着しやすくなります。

 

自分で好きなゴロを作ってみるのも良いですし、「そんなの出来ない、、」という人は、沢山の語呂合わせが紹介されている本があるので、それを参考にしてみるのも良いですね。

中には、インパクトが強めの語呂などが紹介されていることもあるので、楽しみながら日本史の勉強を出来るかと思います。

 

語呂合わせにおすすめの参考書

この参考書は、テンポを意識してその語呂が作られているので、文字数が固定されていて、リズムよく暗記していくことが出来ます。

 

また、1つの語呂の中にも、複数の情報が含まれていて、同時に複数の情報を暗記していくことが出来ます。

 

この参考書は、よくある語呂合わせとは違い、その年代に起きた出来事から語呂が始まるようになっています。

語呂合わせでは、1800年代なら「人は~」で始まるものが多いというようなことはよくあり、そのため続く文章が複数あり、忘れやすくなっています。

しかし、この参考書はそのような定番の語呂をあえて変えていて、覚えやすいように工夫されている為、文章が似ていて覚えにくいということは起こらず暗記しやすくなっています。

暗記のゴールデンタイム

日本史の暗記方法・勉強法「暗記のゴールデンタイム」

 

実は、脳にはその時間に暗記すると、記憶に定着しやすいという「暗記のゴールデンタイム」があります。その時間を上手く活用することで効率良く暗記していくことが出来ます。

その時間がいつかというと、「朝」と「夜寝る直前」です。

というのも、人間の脳は寝ている間にその日の記憶を整理して定着させるように出来ています。そのことからも分かる通り、寝る直前に暗記したことは最も脳に残りやすいです。

 

また、朝は睡眠によって、前日の記憶が整理された後なので、脳の疲れが取れていて脳がリフレッシュした状態になっています。なので、朝に暗記したことはどんどん脳に残っていきます。

 

これらの事から、理想は寝る前に暗記したい内容を暗記して、朝起きてその内容を復習するということです。こうして、暗記のゴールデンタイムを十分に活用することでより効率的に暗記していくことが出来ます。

細かく分けて暗記する

日本史の暗記方法・勉強法「細かく分けて暗記する」

 

突然ですが、ここで問題です。

佐々木先生
Aさん:1日45分を暗記に費やしている

Bさん:1日15分×3を暗記に費やしている。

共に時間は同じですが、まとめて暗記しているか、3回に分けて暗記しているかに違いがあります。

Q.では、この2人のどちらがより効率よく暗記していくことが出来ると思いますか?

みゆ
え、同じ時間を暗記に費やしているんだし、同じじゃないんですか?
佐々木先生
そう思いますよね?でも、実は長期的にみると、この2人には大きな違いが生まれてきます。この正解は、Bさんです。これから、その理由を説明していきます。

先ほどの問題の理由ですが、もちろん2人の勉強の能力の差なども関係してきます。ただ、一般的にBさんのタイプの方が効率的に暗記できると言われています。

 

この理由は、人間の脳の特徴が関係しています。あなたは、エビングハウスの忘却曲線を知っていますか?

日本史の勉強法に参考になる「エビングハウスの忘却曲線」

 

wikipediaから引用

 

このグラフは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスの実験を元にして作られました。簡単に言うと、人の記憶が時間の経過とともにどのくらい忘却されていくのかを示しています。

 

グラフが右にいく(時間が経過する)に従って、どんどん縦軸の値(記憶)が低下していっているのが分かりますね。

この実験から、人は勉強した内容を、「1時間後には56%」「1日後には74%」「1週間後には79%」を忘れてしまうと言われています。

 

つまり、今あなたが暗記した内容を、全く暗記しないままだと明日には、26%、1週間後には20%近くしか覚えていないということです。

 

よく「忘れてしまうのは自分の記憶力が悪いからだ、、」と言っている人がいますが、人間の脳の仕組み上暗記したことは忘れるようになっているので、それは仕方のないことです。

なので「逆にその仕組みを上手く利用してやる」というのが大事です。どういうことかというと、先ほどの忘却曲線から分かるように、暗記したことはすぐに忘れてしまいます。なので、同じ勉強時間でも細かく分けて復習してみましょう。

青いペンを利用する

日本史の暗記方法・勉強法「青いペンを利用する」

 

重要な語句などをペンで書きながら暗記していくという人は多いかと思います。

そういう人におすすめなのが、青いペンを使って書くということです。青いペンは、視認性が良く集中力を上げる効果があると科学的に証明されています。

 

そのため、黒ペンなどで書いた場合と比べて、書いた内容がより効率的に脳にインプットされていきます。

同じことを書いても、ペンの色を変えるだけでより脳に残りやすくなるのはお得ですよね?書きながら暗記するタイプの人は、是非青いペンを利用しましょう。

動きながら暗記する

日本史の暗記方法・勉強法「動きながら暗記する」

 

椅子などに座った状態で勉強していると、血流量が停滞して、脳の活動もそこまで活発にはならないと言われています。勉強中に眠くなってしまうのはこの為ですね。

それに比べて、体を動かすと血流量が上がり、脳の働きが活発になります。その結果、脳へ循環する血流量も同時に増えるため、記憶力、発想力、想像力などが上がると言われています。

 

その為、もちろん数学などの書かないとできない勉強の場合は別ですが、単純な暗記などは歩きながらするのもおすすめです。

 

かの有名な二宮金次郎も歩きながら勉強していたとも言われています。部屋などに籠って勉強していて、中々覚えれないという時には、気分転換にもなるので是非試してみて下さい。

文化史の勉強法

ここでは文化史を覚えるときの勉強法を解説していくので、文化史が苦手だという人はぜひ取り入れてみてください。

狙われるポイントは4つ

日本史の文化史の勉強法「狙われるポイントは4つ」

 

文化史における出題傾向は昔から変わっておらず、狙われる頻出の問題は、大仏や建物の特徴、作品と作者名、文学や絵画の派閥、宗教の4つです。

それぞれについてその勉強法を紹介していきます。

大仏や建物の特徴

文化史では、よく仏像や建物の写真が出てきます。例えば、法隆寺金堂釈迦三尊像や鑑真和上像、日光東照宮などです。

 

これらは写真と名前を一致出来るようにするのはもちろんのことですが、その特徴についても同時に覚えるようにしましょう。

 

例えば、貞観文化の彫刻には、「一木造」と「翻羽式」の2種類があります。このように単にその彫刻や仏像などの名前を覚えるだけでなく、その特徴も共に覚えるようにしましょう。

作品と作者名

文化史では、絵画や建築物、また文学作品などが数多く出てきます。それらを覚える際には、それぞれ作品名と作者をセットにして覚えるようにしましょう。

 

例えば、「東海道中膝栗毛」の作者は十返舎一九、「四季山水図」の作者は雪舟という風にです。

ただ、全ての作品に対して、その作者を覚えようとするとかなりマイナーなものも覚えないといけなくなり、試験には出題されないようなものまで覚えなくてはなりません。

 

それは非効率的なので、目安として「教科書に載っているレベル」までの作品や作者までは覚えるようにしましょう。それ以外のものなら、仮に出題されてもほとんどの人が解けないので大丈夫です。

文学や絵画の派閥

 

これは中々馴染みが無いかと思いますが、教科書には必ず書かれています。例えば、「唐獅子図屏風」は「狩野派」、武者小路実篤は「白樺派」であるといったような感じです。

 

先ほど「大仏や建物の特徴」の部分において、その建造物の名前だけでなく特徴も覚えるように書きましたが、この文学や絵画の派閥も同じで、絵画の名前だけでなくその派閥までも覚えるようにしましょう。

 

宗教

世界史に比べて、日本史において宗教は中々スポットが当たらない存在かと思います。

 

しかし、この宗教も教科書に載っているレベルの物は覚えておきましょう。日本だから仏教だけと思っているのは、大間違いです。

 

その時代によって仏教の中でも少し違っていたり、仏教以外の宗教も案外たくさん出てきます。試験では頻繁に出題されるので、しっかりと覚えるようにしましょう。

おすすめは定期試験前

日本史の文化史の勉強法「おすすめは定期試験前」

文化史は覚えないといけない量が多いです。なので、通史と一緒に暗記しようすると、中々通史が終わらなくなってしまいます。

 

そこでおすすめなのが学校の定期試験前にしっかり覚えることです。というのも、学校の定期試験では、出題される範囲が決まっているので、文化史などの細かい内容も出題されるかと思います。

その際にその範囲の文化史を覚えていくことで、分割して集中的に覚えることが出来る上に、入試本番にも頭に内容が残った状態にすることが出来ます。また、定期試験でも良い点数も取れるのでお得です。

ただ、1度暗記しただけでは本番には忘れてしまっているので、定期的に復習は欠かさないようにしましょう。

通史とは分けて、通史の後にまとめて覚える

日本史の文化史の勉強法「通史とは分けて、通史の後にまとめて覚える」

 

これは先ほども書いたことですが、通史と文化史を同時並行で進めてしまうと、通史だけでも十分な分量なのに頭がパンクしてしまいます。

 

なので、普段の定期試験からしっかりと対策していなく、先ほどのような定期試験前の勉強向いていないという人は、通史を1通り終えた後に、文化史をまとめて覚えるようにしましょう。

 

具体的な流れはこの通りです。

通史を1通り終わらせる。

文化史単体で1周する。

通史と同時並行で、文化史の2周目をする。

 

この2周目に通史と同時並行で勉強するのは、より時代ごとのイメージと関連付けて文化史を暗記できるようにする為です。

記述問題の対策

ここでは受験で日本史の記述問題が出題される人に向けて記述問題の勉強法をまとめているので、必要な人は参考にしてください。

教科書に書いてることを大事にする

日本史の暗記方法・勉強法「教科書に書いてることを大事にする」

 

あくまでも論述問題は、教科書にかいてあることの1部を切り抜いたに過ぎません。

なので、単純な単語などの暗記になってしまってはいけません。そうならない為にも、教科書をしっかりと読むことを意識しましょう。

例えば、復習の時間やちょっとした移動時間で構いません。しっかりと教科書を読んで単語や語句だけの暗記にならないようにしましょう。

他の時代と比較することを意識する

日本史の文化史の勉強法「他の時代と比較することを意識する」

 

日本史の勉強を進めていくにつれて、他の時代との様々な共通項や違うところに気づくことがあるかと思います。

「あ、この時代の文化はあの時代と似ている!」、「これはあの時代とは真逆だな」というような感じです。

論述では、「○○の時代と比較して答えよ」というように聞かれることが非常に多いです。なので、普段から他の時代と比較することを意識していると、自然と論述対策に繋がります。

調べながらで良いので、解答を完成させる

日本史の文化史の勉強法「調べながらで良いので、解答を完成させる」

 

論述の対策をしている時に、「分からなかったら調べながら解答を作っても良いの?」というのは気になることかと思います。もちろん本番では調べることは出来ません。

しかし、対策の段階では分からない事や知識が曖昧だったりした場合には、調べながらでも良いのでその解答を完成させるようにしましょう。

論述の対策で大事なのは、正しい知識を解答用紙に正しく並べれるようにすることです。

 

例えば、「奈良時代の土地制度の変化を答えよ」という問題が出てきた時には、どんな事件や政策があって、何がどういう風に変化したのかを記述する必要があります。

 

その際には、そのターニングポイントとなっている事件や政策が起こる前の状態を記述しないと、その後との比較が出来ないので、問いに正しく答えれていることにはなりません。

こういうのはしっかりと対策していないと書けないので、まずはそのような「問いに対する正しい答え」を書けるようになるように、調べながらでも解答を完成させましょう。

また、調べる際に教科書などを見ることによって、その表現を覚えることが出来ます。というのも、教科書は歴史事項をきれいにまとめて説明されているのでとても参考になりますからです。

制限時間は気にしない

日本史の文化史の勉強法「制限時間は気にしない」

 

論述の対策をする段階では、問題に対して制限時間などを設ける必要はありません。自分が納得できる解答が作れるまで時間をかけましょう。

「え、それなら完璧な解答が出来てしまうけど、、」と思う人がいるかもしれませんが、案外そんなことはありません。

というのも、自分が本当に意識できていない点は、いくら時間をかけたところで必ず表われてきます。

 

なので、自分が最良だと思う解答を作って、それを先生などに添削してもらうようにしましょう。そうすることで、自分が本当に意識できていないという所が見つかります。

日本史の勉強法のまとめ

 

日本史は、世界史とは違い日本国内だけの歴史を見るので、その分深い内容が出題されることが多いです。それに対応するためには、単なる知識の暗記にならずに、しっかりと「理解」しながら暗記していくことが大事です。

 

今回紹介してきた暗記方法や勉強法を試して、しっかりと対策をしていきましょう。

 

日本史の参考書、問題集についてはこちらの記事でレベル別に紹介しています。是非、自分に合った参考書・問題集を見つけていって下さい。

【2018年版】日本史のおすすめ参考書・問題集20選

2018.01.21

また、他の科目の勉強法についても知りたい人はこちらの記事にまとめてあるので、合わせてご覧ください。

各科目の勉強法はこれで完全網羅!大学受験プロ式勉強法まとめ

2018.01.14