理系のセンター社会でおすすめの科目やその勉強法は?

理系のセンター社会でおすすめの科目やその勉強法は? コラム




理系の人で、センター試験でどの社会科目を選択しようか迷っている人は多いかと思います。

 

理系の場合はどうしても理系科目に時間も労力も取られてしまうので、できるだけ楽に点数が取れる科目を選択したいですよね。

 

そこで、今回は理系のセンター社会でおすすめの科目やその具体的な勉強法を紹介していきます。理系の人は、是非参考にしていってください。

理系のセンター社会選択科目のおすすめは?

世界史、日本史は特別に好きでない限りはNG

理系のセンター社会のおすすめ科目「世界史、日本史は特別に好きでない限りはNG」

 

理系の場合は、できるだけ数学や理科などの理系科目に時間をかけて、社会科目はできるだけ時間をかけたくないというのが本音かと思います。

 

というのも、理系で社会科目を使うのはセンター試験だけである場合がほとんどです。対して、理系科目はセンター試験はもちろん、私学入試や二次試験でも使います。

 

そのため、本当に日本史や世界史が好きで、勉強するのが全く苦でないという場合以外は、日本史や世界史はおすすめしません。

 

なぜかと言うと、日本史や世界史は社会科目の中で最も暗記する内容が多いと言われています。また、その暗記の仕方も倫政や現社に比べて複雑です。

 

そのため、社会科目に時間がかかってしまって、理系科目に時間がかけられないまま試験に挑むことになります。

 

理系でそうなってしまっては絶望的ですよね。そのため、特別に好きだったり、時間に余裕があるという場合以外は、日本史や世界史はできるだけ選択しないようにしましょう。

暗記が苦手なら地理

理系のセンター社会のおすすめ科目「暗記が苦手なら地理」

 

地理はもちろん暗記する内容もありますが、どちらかというとその理解と思考力が問われる分野だと言われています。

 

理系のセンター社会におすすめの地理の問題

東進 センター試験2018 地理B問題より引用

 

上記は、2018年にセンター試験地理Bで実際に出題された問題です。

 

この問題が出された時に、「X,Y,Zのような特徴の場所の人口ピラミッドを覚えている」という人は、まずいないかと思います。

 

そのような解法をするのであれば、莫大な量の統計データを覚えておかなくてはいけなく、時間がいくらあっても足りません。

 

この問題を解くには、

・「Xの都心部は、地価が高く生活環境もあまり良くないが、その交通の便などの利便性から20~30代の独身の人の割合が高い」

・「Yの郊外は住宅地は、大都市圏に通勤する親と、その子供からなる核家族世帯が多い」

・「Zの大都市圏の外側にある農村地帯は、労働の為に若者が大都市圏に流入することによって、老年人口が取り残されている」

 

というようにそれぞれの場所に、どんな理由でどの年代の人が多いのかを「思考する」ことによって解くことが出来ます。つまり、記憶よりも思考力を使っているんですね。

 

そのため、数学などで普段から思考力を使って勉強している理系の人からすると、比較的とっつきやすいかと思います。なので、典型的な理系脳の人からすると、上手くはまる可能性が高いです。

 

逆に文系の人が地理が苦手だという人が多いのは、どうしても暗記だけでは対応できない部分があるからですね。つまり、地理は文系よりも理系の人の方が向いていると思われます。

暗記が得意なら倫理、現社

理系のセンター社会のおすすめ科目「暗記が得意なら倫理、現社」

 

理系の中でも暗記が得意だという人は、倫理や現社がおすすめです。

 

というのも、倫理や現社は、ほとんど暗記が問われる科目と言っても過言ではありません。現社は、時事問題が出題されるので少し難しい部分もありますが、暗記する量は少ないです。

 

また倫理も、暗記する量は少なく、時事問題も少ないです。そういう点からすると、理系の人で地理のように思考力ではなく、単純に暗記で解いていきたいという人は倫理や政経が良いかと思います。

 

しかし、受ける大学によっては、倫理ではなく倫理政経として受けなくてはいけない場合や、そもそも倫理政経では受けれないという場合もあります。

 

なので、ある程度受ける大学を決まってからでないと、このような科目は選択することが難しい傾向がありますよね。

 

また、倫理ではなく倫理政経となってしまうと、単純に倫理と政経が合わさった形になるので、暗記しなければいけない量が増えて、限りなく日本史や世界史などに近づいてしまいます。

 

そういう点からも、暗記が得意な人は、出来たら倫理か現社、大学の条件によっては倫理政経を選択するのがおすすめです。

 

ただ、必ず勉強する社会科目を選択する前には、自分の志望校が果たして倫理や現社で受験することが出来るのかを確認するようにしましょう。

 

「どこでもいけるやろ、、」と安易に考えていて、もし無理だった場合は志望校を変更せざるを得ないようになってしまいます。

理系のセンター社会はいつから勉強する?

では、理系の人で「センター社会はいつから勉強を始めたら良いの?」と思っている人は多いかと思います。

 

理系のセンター社会の対策のポイントは、部分的に早めにやっておいて、直前に一気に仕上げるです。

 

もしセンター試験の直前に、理系科目が仕上がっていない状態で、社会科目の勉強をまだしていないという状態だととても焦り、何を優先すれば良いか分からなくなるかと思います。

 

逆に、もし理系科目がそんな状態でも、社会科目を早めにある程度やっていると精神的にも安心できますし。また、早めにやっておくと、「社会科目の影響で模試の偏差値が落ちてしまって、志望校を落とさなければいけない、、」なんてことにもなり兼ねません。

 

その具体的な対策の仕方としては、早めに部分的にやる為に「定期試験と模試を利用する」ということです。

 

どういうことかというと、学校の定期試験の勉強をしっかりとして、また模試の前にはそれまでやった内容を総復習するということです。

 

こうすることで、定期試験の度にその分野は集中的に勉強できますし、模試前にはそれまでにやった内容をもう1度覚え返すことが出来ます。これを模試の度に行っていると、かなり記憶に定着しそうですよね。

 

また、定期試験や模試の点数ももちろん上がりますしね。

 

こうやって部分的に早めにやっておくことで、先ほど書いたように精神的にも安心します。そして、その状態でセンター試験直前の12月頃から足らない部分などをやって、一気に仕上げていきましょう。

理系におすすめの「地理」の勉強法

まずは知識を暗記する

理系におすすめのセンター社会の科目、地理の勉強法「まずは知識を暗記する」

 

もちろん地理は暗記が少ない科目ですが、最低限覚えておかなくてはいけない知識はしっかり覚えていきましょう。

 

例えば、それぞれの国の川や山の場所やその標高、またそれぞれの国の貿易の特徴や歴史などです。このような知識は、いくら思考力があっても知らなければ意味がありません。

 

なので、最初にこのような必要な知識を暗記していきましょう。

地図帳を利用する

理系におすすめのセンター社会の科目、地理の勉強法「地図帳を利用する」

 

これは先ほどの暗記していくといった作業の際のポイントなのですが、おそらく学校で配られているであろう地図帳をしっかりと活用していきましょう。

 

具体的には、新たに知った情報については地図帳のそれぞれの地域の地図の上に、がっつりと書き込んでいきましょう。これは、その山脈などの場所だけではなく、その地域の農業や宗教の特徴などもです。

 

その際には、ボールペンではなく、油性ペンなどのなるべく目立つペンを使って書き込んでいきましょう。そうすることで、地図を見たときに一目でその地域の特徴を認識することが出来ます。

 

こうやってどんどん地図帳に書き込んでいって、地図帳を見れば何でも分かるというぐらいまで活用しましょう。

名詞の名前ではなく、その特徴を覚える

理系におすすめのセンター社会の科目、地理の勉強法「名詞の名前ではなく、その特徴を覚える」

 

センター試験では、具体的な名詞の名前を聞かれることはほとんどありません。何より、マーク式ですからね。たとえあったとしても、他の選択肢との区別が付けれれば容易に解答することが出来ます。

 

なので、名詞の名前をはっきりと覚えるよりは、その特徴を覚えるようにしましょう。

 

例えば、「サンアンドレアス断層」という名詞の名前は覚える必要はなく、「アメリカの西海岸になんかややこしい名前の横ずれの断層がある」という風にその特徴を覚えておきましょう。

 

「サンアンドレアス断層」の場合なら、よく聞かれるのがその場所や、縦ずれが横ずれかというようなことです。これなら先ほどのように特徴を抑えていたら答えることが出来ますよね。

過去問で演習する

知識をある程度入れることが出来たら、どんどんセンター試験の過去問を解いていきましょう。

 

その際に大事なのが、「単に解答があっていたかどうか」ではなく「なぜ間違っていたのか」「どうやって解けば良かったのか」をチェックするということです。

 

なので、解答の中にある解説はしっかりと読み込むようにしましょう。センター過去問の解説はかなり詳細に書かれていて、読んでいるだけでも勉強になりますし、「問題に対するアプローチの仕方」をしっかりを学ぶことが出来ます。

 

また、その中で出てきた知識の中で知らなかったものは、また地図帳にどんどん書き加えていきましょう。

 

センター試験の地理の過去問は良問揃いな上に、解いていくほどその傾向なども掴めるので、15~20年分ほどは解いておきましょう。

 

センター地理Bの過去問はこちら↓

地理のおすすめの参考書

地理のおすすめの参考書については、こちらの記事で紹介しているので、是非ご覧になってください。

地理のおすすめ参考書・問題集を10冊レベル分けして紹介

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理系におすすめの「倫理」の勉強法

まずはセンター倫理を解いてみる

具体的に勉強を始める前に、まずセンター倫理の問題(できるだけ最新のもの)を解いてみましょう。

 

おそらくほとんど解けないはずですが、どんな形式で問題が出題されるのかを知ることができ、今後の対策が立てやすくなります。

とにかく暗記する

理系におすすめのセンター社会の科目、倫理の勉強法「とにかく暗記する」

 

倫理は暗記の科目と言っても過言ではありません。また、中でもセンター倫理は、暗記で乗り越えることが出来ます。

 

例えば、「アリストテレス」という人物について出題されたとします。この時には、中庸」、「エイドス」、「ヒュレー」というな関連するキーワードを覚えておくだけで簡単に解答することが出来ます。

 

というのも、そのようなキーワードが含まれている選択肢が実際の答えになっている場合がほとんどだからです。

 

つまり、そのような単語を覚えておくだけで点数を取ることが出来るんですね。また、センター試験はマーク式の為、一字一句正確に暗記する必要もありません。

 

なので、とにかく参考書などを使って暗記していくということを意識しましょう。

過去問をひたすら解く

知識を暗記することが出来たら、センター試験の過去問をひたすら解いていきましょう。

 

解いていくにしたがって、どんどんその点数は上がっていくかと思います。

 

というのも、センター試験には出やすい問題や分野、問題の形式などの傾向があります。それを掴むことで、どんどん点数に繋がっていきます。

 

センター倫理の過去問はこちら↓

倫理のおすすめ参考書

地理のおすすめの参考書については、こちらの記事で紹介しているので、是非ご覧になってください。

【厳選】成績を底上げする倫理のおすすめ参考書・問題集を11選!

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理系におすすめの「現社」の勉強法

センター試験の現社の概要やその勉強法については、こちらの記事で紹介しているのでご覧になってください。

現代社会のおすすめの参考書・問題集7選

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まとめ

いかがでしたか?

 

今回紹介してきたことをまとめると、

理系の社会科目の選択のポイント

・特別な理由がない限り、日本史や世界史はNG

・暗記ではなく、思考で解いていきたい時は地理

・暗記でといていきたい場合は、倫理や現社

 

ということです。理系の人は、できるだけ社会科目には時間をかけずに対策をしたいかと思います。そのためにも、なるべく短期間で対策できるものを選ぶようにしましょう。

 

また、今回紹介してきた勉強法も是非参考にして、しっかりと社会科目の対策をしていきましょう。