【物理の良書】物理のエッセンスのレベルや効果的な使い方を解説!

物理のエッセンスの特徴や効果的な使いかたを解説 参考書



「物理の勉強をこれから始めていきたいけど、何から始めればいいの分からない」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

そんな悩みを抱えている人におすすめしたい参考書が、今回の記事で紹介する『物理のエッセンス』です。

特徴や対象者、効果的な使い方などを徹底解説しているので、ぜひこの記事を参考にして物理を得意にしてもらえればと思います!

物理のエッセンスの概要

物理のエッセンスの概要 物理のエッセンスの概要

物理のエッセンスの概要は下のようになっています。

著者
浜島 清利
価格
924円(税込)
ページ数
力学編161ページ 電磁気編155ページ
レベル
基礎~センター試験・共通テストレベル

物理のエッセンスは分野別に『力学・波動編』『熱・電磁気・原子編』の2冊に分かれています。

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物理エッセンスの進め方

物理エッセンスの進め方は以下のようになります。

  1. 導入
  2. 公式の導出
  3. 問題の解法
  4. 問題演習

ここでは、この過程を1つずつ解説していきます。

1 導入

各章における最初の部分では、身近な現象や一般常識からそれらを物理的に見ていくための導入があります。

例えば、波の分野だと海の波などを例にして初心者にもわかりやすくなっています。

2 公式の導出

導入が終わったら次は、物理現象における各値を決めて、公式を導出していきます。

この部分は物理エッセンスの中で1番重要であり、おろそかにしてしまうと成績も伸び悩むのでしっかり読んでおきましょう。

3 問題の解法

公式を導出したら、具体的な問題の解法や解き方の手順を解説してくれます。

解法は覚えるだけでなく「なぜそのような解き方になるのか」ということも説明してくれているので、しっかり読んでおきましょう。

また、この部分には『ちょっと一言』『Q&A』『Miss』『知っておくとお得な一言』といったコーナーがあります。

  • ちょっと一言:問題を解いていくうえで注意すべきことを分かりやすく解説してくれています。
  • Q&A:高校生が疑問に思うであろう部分を対話形式によって解決してくれます。
  • Miss:多くの人が間違いやすいポイントを説明してくれています。点数の差が付きやすい部分です。
  • 知っておくとお得な一言:解法のパターンをさらに発展させてくれて、問題を解く上で有利になる知識です。

どれもかなり使いやすくなっているので活用していきましょう。

4 問題演習

各章の最後には勉強したことを定着させるための問題が5問程度ついています。

それほど難しくもないので一気に終わらせてしまいましょう。

物理のエッセンスの難易度・レベル感

最初の表でも表記したように、物理のエッセンスのレベル感は「基礎〜センター試験・共通テストレベル」です。

物理をまだ学習したことがなく、これから勉強しようと思っている人にでもわかるような構成になっています。

物理のエッセンスを仕上げて、センター試験・共通テストの過去問や対策本を使えば、満点レベルまで実力を引き上げることができます。

物理のエッセンスの問題数

物理のエッセンスの項目数と問題数は以下の通りです。

  • 力学:7項目・114問
  • 波動:5項目・70問
  • 熱:2項目・33問
  • 電磁気:7項目・95問
  • 原子:3項目・40問

物理のエッセンスの特徴

ここでは物理のエッセンスの特徴を解説していきます。

効率的に勉強ができる

物理のエッセンスの特徴『効率的に勉強ができる』

物理のエッセンスは参考書としては量が少なく、すぐに終わらせることができます。

しかし、中身は充実していて、物理では必須となってくる基本的な考え方が効率的に勉強できるのが特徴です。

よく物理の苦手な人が陥る「問題に対してどの公式を使えばいいのか分からない」という悩みもなくなります。

物理のエッセンスをしっかりとやりこめば、センター試験・共通テスト満点程度の実力はつけることは可能なくらい充実した参考書となっています。

演習問題の質が高い

物理のエッセンスの特徴『演習問題の質が高い』

物理のエッセンスでは、各分野の最後に演習問題がついています。

その演習問題の質がとても高いです。

物理の理解がより深まるように問題が厳選してあり、1つの問題に抑えるべきポイントが詰まっています。

また、問題でつまずいたとしても「わからない人は○○ページ」というように、本文とつながっているのでいつでも確認することができます。

解説が少ない

物理のエッセンスにおいてただ1つある欠点といえば、人によっては「解説が少ない」と感じてしまうところです。

物理のエッセンスはどうしても効率を重視した参考書となっているので、解説は量が少なく、やや不親切な部分もあると言えます。

なので、解説で分からなくなった時のためにも、物理のエッセンスを進めていく際は、教科書などを横に置いておくといいでしょう。

物理のエッセンスの対象者

続いて、物理のエッセンスはどのような人が使用し、進めていくべきかについて解説していきます。

物理が苦手な人

物理のエッセンスの対象者『物理が苦手な人』

学校の授業にいまいちついていけず、物理が苦手と感じている人は、まずこの参考書で勉強してみることをおすすめします。

物理が苦手な人の特徴としては「なんとなく公式を使っている」や「意味が分からないまま公式に当てはめている」などが挙げられます。

そのような曖昧な勉強法では点数も上がりにくいですし、応用問題になった途端に解けなくなってしまうことになります。

なので、まずは物理のエッセンスで、基本的な問題に対しての考え方や解法を1から学んでいきましょう。

考え方と問題に対する捉え方さえ理解できてしまえば、後々入試問題を解いていく上でとても楽になりますよ。

これから物理を始める高1や高2

物理のエッセンスは、高校物理の入門としては最適な参考書なので、これから物理を始める高1・高2生はぜひ使ってみてください。

物理を始めたばかりの際の基礎的な知識や初歩的な計算はとても大事になってきます。

物理のエッセンスでは、そのような基礎的な知識や計算などを省略することなくすべて掲載しているので、スムーズに物理を勉強していけます。

特に、自分の学校の先生や教科書が合わないと感じている人は、この参考書を使うことで物理嫌いを避けられると思います。

受験期になってしまうと志望校の過去問やセンター試験対策などに追われてしまうので、高2までには終わらせるようにしましょう。

独学で物理を勉強する人

物理のエッセンスの対象者『独学で物理を勉強する人』

物理を独学で勉強することはかなり難しく、参考書選びを間違ってしまうと成績がまったく上がらないこともあります。

そんなことにならないためにも、物理を学で進めていきたいと思っている人は物理のエッセンスを持っておくと良いでしょう。

物理を得意科目にしていくためには、小手先のテクニックや解法暗記ではなく、物理現象の本質的な理解がとても大事になってきます。

そんな時こそ物理のエッセンスを使って、導入部分から公式の導出までを抑えておくように意識してください。

難関大になればなるほどこのような「基本に忠実に従った考え方」を身につけているかが点数に直結してきます。

物理エッセンスの効果的な使い方

ここでは物理のエッセンスを効果的に使い、成績を上げていくための方法について詳しく解説していきます!

1周目はとにかく早く終わらせる

物理のエッセンスの効果的な使い方『1周目はとにかく早く終わらせる』

物理エッセンスは上でも説明しましたが、分量はかなり少ない参考書となっています。

なので、1周目はとにかく早く終わらせることを意識してください。

進めていく上で「よく分からない」と思うことは何回かあると思います。しかし、最初はそこまで気にする必要もありません。

そもそも物理のエッセンスは1周で完璧に理解することは難しいと言われているので、1周目はなんとなく理解したくらいで十分です。

2、3周目で完璧に理解していくことになるので安心してください。

2~3周目で理解をしていく

物理のエッセンスの効果的な使い方『2~3周目で理解をしていく』

1周目を終わらせたらここからが本番です。

物理のエッセンスを2~3周して、自分の知識をテストで使える実践的なものにしていきましょう。

物理のエッセンスでは「できる人にとっては当たり前」な部分をすべて解説してくれています。

なので、1周目で曖昧だった部分はこの部分の解説でしっかり押さえておいてください。

また、分からない分野に関しては、教科書も横に並べて進めていくと効率的に勉強を行うことができるのでおすすめです。

問題演習に関しても「解けたから大丈夫」というくらいでは成績は上がりません。

「同じ系統の問題では絶対に間違えない」というくらいまで完成度を高めておくことを心がけましょう。

公式は意味を理解し、導出もできるようにする

物理のエッセンスの効果的な使い方『公式は意味を理解し、導出もできるようにする』

物理は数学とは違って公式の数はとても少ないです。なので、1つ1つの公式の意味を理解し、導出もできるようにしておきましょう。

公式の意味とは、具体的に言うと「イメージ」ということです。どのような現象が起こっているのかを鮮明にイメージできることが重要です。

イメージができることで、公式を使っていい場面かどうかの判断もできるようになり、公式の使い方もマスターしていけます。

また、公式は導出もできるようにしておきましょう。

特にドップラー効果の公式導出は毎年入試問題で出題されているので注意しておいてください。

多くの問題をこなしていく

物理のエッセンスを終わらせて、物理における基本的な考え方を理解できるようになったら、問題をたくさんこなしていきましょう。

物理における解法は少なく、ある程度の問題数をこなしたら大体の問題は見たことがあるようになってきます。

その感覚を身につけるためにも、問題集を1,2冊仕上げておくと良いでしょう。

仕上げるべきおすすめの問題集は次のパートで具体的に解説していきます。

物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集

物理のエッセンスはほとんどの人が取り組むべき問題集ですが、その後の方針は目指すレベルによって変わってきます。

なので、ここでは「センター試験・共通テスト満点レベル」「MARCH・関関同立レベル」「早慶・旧帝大レベル」に分けて紹介していきます。

センター試験・共通テスト満点レベル

物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『短期攻略 大学入学共通テスト 物理』

 

物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『共通テスト問題研究 物理・物理基礎』 物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『大学入学共通テスト攻略レビュー 物理基礎・物理』

物理のエッセンスを仕上げた後は、まずセンター試験・共通テスト満点を目指しましょう。これは、この記事を読んでいる全員に踏んでいただきたい段階です。

その理由としては、過去問などを確認すればわかりますが、センター試験・共通テストの物理は基本的に1問1問単体の問題で構成されています。その中で、各分野の典型的な問題を解きながら、計算や知識といった能力を効率良く鍛えることができるのです。

つまり、「良問」が揃っているということです。センター試験・共通テストの問題で演習を行っていけば、確実に実力をつけていくことができます。

物理のエッセンスで基礎力が身についているので、センター試験・共通テスト物理の対策問題集で問題演習を行っていけば問題ありません。

そこで『短期攻略 大学入学共通テスト 物理』などがおすすめです。

そしてその後に、『共通テスト問題研究 物理・物理基礎』『大学入学共通テスト攻略レビュー 物理基礎・物理』などの、センター試験の過去問が盛り込まれている共通テストの対策本などに取り組むのが良いでしょう。

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MARCH・関関同立レベル

物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『物理重要問題集』 物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『良問の風』

MARCHや関関同立レベルを目指す場合は、『物理重要問題集』『良問の風』をおすすめします。

特に『良問の風』は、物理のエッセンスと同じ著者が書いているので、公式の使いどころや解法の流れ、解説の仕方も一貫性があるので理解しやすいです。

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また、『物理重要問題集』と『良問の風』の具体的な特徴や使い方は以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

【特徴・レベル】物理重要問題集の効果的な使い方を完全解説!

2020.06.11

【良問の風】特徴や使い方を徹底解説!

2020.06.10

早慶・旧帝大レベル

物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『名問の森 力学・熱・波動1』 物理のエッセンスの後に取り組むべき問題集『名問の森 波動2・電磁気・原子』

さらに上のレベルの早慶や旧帝大などの最難関大学を目指す場合は、『名問の森』がおすすめです。

この『名問の森』も物理のエッセンス・良問の風と同じ著者が書いています。なので、この2冊を使ったことがある人は非常に勉強しやすいです。

『名問の森』は「力学・熱・波動1」と「波動2・電磁気・原子」の2つに分かれています。

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また、『名問の森』の具体的な特徴や使い方は以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

【名問の森】問題数・レベル・使い方を詳しく紹介!

2020.06.10

まとめ

今回の記事の重要なまとめとしては

  • 物理のエッセンスはセンター試験・共通テストレベルの高校生向け
  • 基本的には2~3周はすることが大事

この2点です。

物理のエッセンスを効果的に使うことで、短期間で物理の成績を上げることができるので、ぜひこの記事を参考にして物理のエッセンスを使ってみてください。

 

また、その他の物理のおすすめ参考書・問題集については下の記事で紹介しているので、興味のある方はぜひ見てみてください。

【2020年版】物理のおすすめの問題集・参考書をレベル別に36冊ご紹介!

2018.01.28

この記事を書いた人

受験コーチ「むー」

2011年〜2016年まで、個別指導・集団塾で講師として受験指導、講師向けの指導法講演も行いながら、2014年には自身の「地頭勉強」を継承するオンライン塾を立ち上げ、述べ2000人以上の受験生を指導してきました。 教え子を、京都大学・大阪大学・東京理科大学・筑波大学・早稲田大学・同志社大学などの大学へ合格に導き、現在も「受験コーチ」として活動を続けています! ▶︎詳しいプロフィールはこちら

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