【大学受験の親の付き添い】最近の大学受験の実態は?

【大学受験の親の付き添い】最近の大学受験の実態は? コラム



「大学受験で親が会場まで同伴するのはありなのかな?」

「いやいやさすがに付き添うのは過干渉じゃない?」

「でもついていくほうが子どもも安心すると思うし…」

大学受験当日の親の付き添いについては、いろんな意見があり、実際に受験会場まで付き添うべきかどうか迷っている親御さんも多いと思います。

そのため今回は、最近の実態も踏まえながら、子どもの大学受験の親の付き添いについてまとめました。

受験会場までついていくかどうかに迷っている親御さんは、ぜひ参考にして決めてみてください。

大学受験の親の同伴に関しての現状は?

大学受験の親の同伴に関しての現状は?

近年の傾向で言えば、子どもの大学受験に親が付き添うケースが増えてきています。

大学によっては保護者専用の待機場所を用意しているところもあるくらいです。

受験生である子どもの立場からしても、「安心する」「落ち着く」などの親同伴について賛成派の意見が多くなっています。

しかし、逆に子どもに同伴する親が多すぎた影響でバスが大混雑になり、受験生が試験開始時刻に間に合わなかったという問題もあり、賛否両論あるのが実態です。

子どもの大学受験に親が付き添う必要性は?

子どもの大学受験に親が付き添う必要性は?

子どもの大学受験に親が付き添うべきかどうかは、ケースバイケースと言えるでしょう。

受験会場の場所やアクセスの手段などの状況によります。当日の天候などでも、付き添いが必要かどうかは変わってきます。

一番良いのは、受験生の子ども本人についていくかどうかを聞くことです。決して、親だけの判断でついていくかどうかを決めるべきではありません。

なぜなら、受験当日の主役は子どもです。受験生である子どもが、受験本番に最大限の力を発揮できるように親は行動するべきです。

このことを忘れてはいけません。

子ども自身が「何かあった時に心配」ということならついていくべきですし、逆に「気が散るから迷惑」ということであればついていく必要はありません。

子どもが親の付き添いを必要としているのか否かで判断するのが賢明でしょう。

子どもの大学受験に親がついていくメリットとデメリット

ここからは、子どもの大学受験に親がついていく時に考えられるメリットとデメリットをお伝えしていきます。

子どもの大学受験に親がついていくメリット

子どもの大学受験に親がついていくメリット

まずはメリットから紹介します。

急なアクシデントがあっても冷静に対処できる

人生を懸けて受験会場に向かっている受験生もいます。親もそれは知っているはずです。

そんな中、子ども一人の時で思わぬトラブルや急なアクシデントが起こったら、冷静な判断ができずにさらなるトラブルが起き、最悪の場合、試験時間に間に合わずに受験自体もできないなんてこともあるかもしれません。

そんな時に親が同伴してくれていれば、親の冷静な判断のもと、子どもも適切な対応ができるでしょう。

信頼できる大人が隣にいれば、子どもにとっても大きな安心材料になります。

子どもが落ち着いて受験に臨める

親が同伴していれば、身の回りのサポートなど受験以外のことは親がすべて済ませ、子どもを受験だけに集中させることができます。

特に遠方での受験で前泊する場合は、手続きや食事面などの不安材料をサポートできますよね。

一人ではないという安心感と落ち着きを持って受験に臨めることはメリットのひとつと言えるでしょう。

親自身が大学の環境を知れる

親自身が、子どもが通うかもしれない大学の雰囲気を実際に味わうことができます。

子どもはオープンキャンパスや下見などで何回か受験する大学を訪れているかもしれませんが、親が行く機会はなかなかないはずです。

そんな時に、受験当日に会場までついていけば大学の雰囲気や大学の環境が知れます。

合格後の物件の目星がつけられる

合格したら一人暮らしをさせようと思っている親御さんにとっては、物件探しの良い機会でもあります。

受験当日に物件を仮押さえをして帰る親御さんもいます。

というのも、安くて良い物件や人気のアパート・マンションはすぐに埋まってしまう可能性があります。

合格発表後に物件を探そうと思うと、もうすでに大学近くや安い物件は埋まっており、大学から離れたところや家賃の高い物件しか残っていないという場合もあります。

合格するかわからないけどとりあえず押さえておいて、合格したら入居手続きをし、もし不合格だったらキャンセルするという家庭も多いです。

なので、物件探しができるというのは大きなメリットと言えます。

子どもの大学受験に親がついていくデメリット

子どもの大学受験に親がついていくデメリット

続いてデメリットです。

子どもが周りの目線を気にして受験に集中できない可能性がある

親の判断で受験会場までついていくとなった場合、中には「別に大丈夫だから」「恥ずかしい」「子ども扱いしないで」と、親と一緒にいる自分という形で周りの目線を気にしてしまうことになる子どももいます。

そうなると、受験ではない違うところに気がいってしまい、受験自体に集中できなくなる可能性があります。

こうなってしまっては元も子もないですよね。

周りの目が気になる子どもの場合はデメリットになります。

ついていく親の交通費や宿泊費がかかる

親もついていくとなると、2倍の交通費や宿泊費がかかることになります。

特に遠方になると、1回の受験で莫大な交通費と宿泊する場合は宿泊費もかかってきます。大学受験は1回だけではなく、何回も受験する受験生がほとんどなので、それが何回も重なると経済的に大きな負担になります。

経済的な面で見るとデメリットと言えるでしょう。

スケジュール調整や体力面に負担がかかる

また、仕事などの予定がある中で子どもの受験についていくとなると、スケジュール調整をしなくてはいけません。

さらに、移動を伴い1日作業になるので、体力面にも負担になります。

このスケジュール調整と体力面の負担はデメリットとなります。

県外受験(ホテル泊)の場合の親の付き添いはどうなの?

県外受験(ホテル泊)の場合の子どもの大学受験への親の付き添い

また、近場の大学で自宅から受験する場合と、県外の大学でホテルに宿泊してから受験する場合で状況が異なってくることがあるので、ここでは県外受験(ホテル泊)に限定した場合での親の付き添いについてお話していきます。

上記のメリット・デメリットと重複する内容になる点もありますが、お子さんが県外で受験するという親御さんは参考にしてください。

デメリットは費用面くらい

デメリットとして挙げられるのが、親の交通費や宿泊費がかかるということですね。

それ以外で挙げられるデメリットは特にないと言えるでしょう。

遠方の県外受験の場合では、メリットのほうがデメリットを上回ります。

宿泊する場合はメリットのほうが多い

宿泊する場合に限っては確実にメリットのほうが多いと言えます。

上記で挙げた

  • 急なアクシデントがあっても冷静に対処できる
  • 子どもが落ち着いて受験に臨める
  • 親自身が大学の環境を知れる
  • 合格後の物件の目星がつけられる

というメリットはすべて当てはまります。

特に、親がいるといないとでは、「子どもが落ち着いて受験に臨める」という点で大きく異なってきます。

それは、食事面でのサポートの差です。

子ども一人で県外で受験する場合に、受験前日の夜と当日の朝の食事で困ってしまう受験生が多くいます。何を食べよう、どこで食べようなど、受験のこと以外でいろいろ考えることが増えてしまいますよね。

そんな時に親がいると、適切な指示ができ、子どもは受験だけに集中することができます。

子どもが安心して受験だけに集中できることは、親がついていく大きなメリットと言えます。

 

ただし、県外受験・ホテル泊だとしても「一人で受験したい」という受験生もいるので、親御さんとしてはお子さんとしっかり相談して決めるようにしてください。

受験会場まで親が付き添う派の人の意見

受験会場まで親が付き添う派の人の意見

ここからは、「受験会場まで親が付き添うべきかどうか」という賛成派と反対派のそれぞれの意見を紹介します。

まずは賛成派の意見を紹介します。

親の同伴に賛成派の意見

・やはり心配。何かトラブルに巻き込まれた時に、子ども一人では対処しきれない場合がある。

・人生を決める大学受験なんだから、受験以外のことで神経を使わせたくない。

・遠方からの受験のため、子ども一人のホテルでの宿泊は心配。

・慣れない土地での受験だから、子ども一人だと道に迷ったりするかもしれない。

・落ち着いた状態で受験に向かわせたい。

・会場までついていくことで子どもの不安が取り除けるのならついていく。そのほうが子どもも受験だけに集中できる。

賛成派の親御さんは、子どもへの精神的なサポートに重きを置いている印象です。

ちなみに、3人の子どもを東大に合格させた「奈良のゴッドマザー」と呼ばれる佐藤亮子氏は、親は受験会場まで同伴すべきという意見です。

親は同伴すべきではないという人の意見

親は同伴すべきではないという人の意見

賛成派の意見とは真逆の、親は同伴すべきではないという反対派の意見もあります。

ここではその反対派の意見を紹介します。

親の同伴に反対派の意見

・もうすぐ子どもは大学生というのに、会場まで親がついていくのはさすがに過保護だと思う。

・親が隣にいたら受験に集中できないのではと思う。

・鬱陶しいと思われる。

・子どもが自立できない。

・親に頼らずに一人ですべてのことを行うのも社会勉強のひとつだと思う。

・いつまでもそんなことをしていたら、子どもが親離れできなくなるし、逆に親も子離れできなくなる。

・受験会場まで自力で行けなくて、これから先一人で生きていけるのかなと心配になる。

反対派の親御さんは、子どもの自立を重要視している印象ですね。

まとめ

子どもの大学受験に親が付き添うべきかどうかについては、賛否両論あるのが事実です。

この問題の最終的な結論は、「子どもの性格や子ども本人が親の同伴を望んでいるのかどうかで決めるべきである」というのが答えになります。

親だけの判断でついていくかどうかを決めるのではなく、あくまでも子どもの受験なので、しっかりと子どもに聞いた上で選択するようにしましょう。

 

また、こちらの記事で受験前日と当日に親がすべきことを紹介しています。

受験前日と当日の親の行動で子どもの合否が変わってくると言っても過言ではありません。

お子さんの受験を成功させるためにも、受験前日と当日にどんなことをしてあげれば良いのだろうと不安に思っている親御さんはぜひこちらの記事をご覧ください。

【合否を左右する】受験前日と当日に親がすべきこととは?

2020.07.10

この記事を書いた人

受験コーチ「むー」

2011年〜2016年まで、個別指導・集団塾で講師として受験指導、講師向けの指導法講演も行いながら、2014年には自身の「地頭勉強」を継承するオンライン塾を立ち上げ、述べ2000人以上の受験生を指導してきました。 教え子を、京都大学・大阪大学・東京理科大学・筑波大学・早稲田大学・同志社大学などの大学へ合格に導き、現在も「受験コーチ」として活動を続けています! ▶︎詳しいプロフィールはこちら

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