成績が上がらないと嘆いている人は多いかと思います。
成績が上がらない事には様々な原因が考えられます。今回は、成績が上がらない原因を12個紹介していきます。
気づいていないだけで、あなたも成績が上がらない特徴に当てはまっているかもしれません。自分と照らし合わながら読んでみて下さい。
■目次
成績が上がらない原因
成績が上がらない原因を紹介していきます。
定期テストや模試などをやりっぱなしにしている

定期テストや模試などを復習せずにやりっぱなしにしていると成績は上がりません。
というのも、1度しか入ってこなかった情報は、脳が価値の無い情報だと認識してしまい覚えようとしてくれません。
せっかく時間を使ったのに頭に何も残らなくてはもったいないですよね。
インプットばかりしている

インプットばかりしていて成績が上がらない人はかなり多いです。
インプットとは、具体的には以下のような勉強のことです。
・数学の例題の解説や解答を読み、解法を暗記する
・まとめノートを見る
もちろんインプットは必要なのですが、インプットばかりしていてアウトプットを疎かにしてはいけません。
あくまでも入試本番で必要なのはアウトプットできる力であり、インプットできる力ではありません。
勉強をしたつもりになっている

成績が上がらない人は、勉強をしたつもりになっていることが多いです。
特に受験勉強や定期テスト前は、部活動などに熱中していた頃と比べると明らかに勉強に対する意識は高くなっているはずです。
「昨日は10時間勉強した」「電車の中でも単語帳を開いている」などは良い事ですが、勉強時間だけにこだわりすぎていませんか?
成績は長い時間勉強することで伸びていくものではありません。どれだけ時間をかけても勉強した内容が頭に残っていなければ、成績は上がりません。
もちろん勉強時間は大事な要素ですが、時間だけにこだわって質や定着度を無視していては、いくら勉強しても成績が上がることはありません。
苦手から目を背けている

苦手な科目や分野から目を背けていては、成績は上がりません。
成績を上げるには、得意科目を伸ばしていくのはもちろんですが、苦手科目を出来るようにするのが効果的です。
苦手なので出来るだけ手を付けたくないのは分かりますが、受験で強いのは「1つの科目がずば抜けて良い人」ではなく「全ての科目が満遍なく良い人」ということを覚えておきましょう。
計画を立てずにやみくもに勉強している

計画を立てずにやみくもに勉強していても成績は上がりません。
やみくもに気分で時々にする勉強を決めていては、本当に自分が強化すべき科目や志望校合格の為に何をしなければならないかが分からないままです。
基礎が曖昧である

早く入試問題や応用問題に取り組みたい気持ちはよく分かります。
しかし、いくら難しい問題に挑戦しても、基礎が曖昧な状態だと成績は上がりません。何しろ応用問題は、どんな問題であれ基礎的な知識を前提として作られています。
基礎を曖昧にしたまま、勉強を進めていても一向に成績は上がらないので注意が必要です。
勉強法が確立されていない

勉強していても成績が中々上がらない時に「自分の勉強法は合っているのか?」と不安になることはあるでしょう。
しかし、何かある度に勉強法を変えていては、成績は上がりません。
勉強法を変えてしまうと、せっかく表れようとしていた成果が先延ばしにされてしまいます。
ただし、効率の悪い無茶苦茶な勉強法を実践している場合は、いくら継続しても成績は上がらないので、まず自分の勉強法を効率のいい正しい勉強法に変えていく必要があります。そして、その勉強法を変えずに継続していくのです。
プライドが高い

勉強しているのに成績が上がらない人は、プライドが高すぎる可能性があります。
例えば、どんどん成績が上がっている友達がいるとしたら、素直にどんな勉強をしているのか、何をしているのかを聞けますか?
プライドが高い人は、「人に聞くことがかっこ悪いことだ」と考えていて、中々自分が聞きたい事を素直に聞くことが出来ない場合が多いです。
ノート作りにこだわりすぎている

特に女の子に多いのですが、カラフルにして綺麗なノートを作ろうとこだわりすぎるのも成績が上がらない原因の1つです。
あくまでも、ノートは自分で読める範囲であれば大丈夫です。
受験勉強は時間が限られているので、綺麗なノートを作っている時間があれば、他の勉強に充てることが出来ます。
生活リズムが崩れている

起床時間、就寝時間などの生活リズムが崩れてしまうと、頭がボーっとしたりだるさを感じたり、いつもとの違和感を感じることはあるかと思います。
受験期に生活リズムが崩れていってしまうと、勉強に集中出来ないので、成績は上がりません。
また、勉強に集中出来ないだけでなく、食欲が低下したりと、どんどんエネルギーも無くなっていってしまいます。
そのような中で成績を上げようとしても無謀です。
他人の勉強していないアピールを鵜呑みにする

テストが近づいてきて友達同士で話している時に、「昨日どのくらい勉強した?」と聞くと「昨日は全然勉強してないわ~」と言われた経験は誰しもあるかと思います。
友達の勉強していないアピールを鵜呑みにして、「あいつがやってないなら自分もやらなくて大丈夫か」と考えてしまう人は、成績が上がらないと言えます。
友達は本当に勉強していないかもしれませんが、多くの場合は「セルフ・ハンディキャッピング」という心理効果が働いた為に、勉強していないといったと思われます。
セルフ・ハンディキャッピングとは、失敗して傷つくことへの予防線を自分で張ることです。
つまり、勉強したとアピールした上でテストに失敗した時の言い訳を自分で作っているんですね。
友達を騙そうという心情ではなく、無意識の内に勉強していないアピールをしているので、鵜呑みにして自分の行動を決めていると痛い目を見ることになります。
まだ成果が出ていない

しっかり勉強していても、成績が上がるのにはある程度の時間が必要です。
その為、上記で紹介してきた成績が上がらない原因に当てはまらない場合は、まだ成果が出ていないだけで、後に上がっていく可能性も考えられます。
まとめ
成績が上がらない原因を12個紹介してきました。
現在、成績が上がらないと困っている人は、自分が当てはまっているものがあるかを確認してもらえたかと思います。
また、今回は成績が上がらない原因を紹介してきましたが、以下の記事で成績を上げる方法を紹介しているので合わせてご覧ください。
加えて、以下の記事で、効率的に受験勉強をしていくための方法を紹介しています。受験勉強の進め方や勉強法に困っている方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。